こんにちは。
先日リーフの試乗をしてきて頭の中は「車の未来」でいっぱいな乗り物天国代表です。
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いきなりですが
↓過去記事↓
でね、電気自動車に乗ってみてまだ話し足りないと言うか…語らせて。笑
ガソリンをぶち巻いてタイヤをすり減らしてモータースポーツを楽しんできた私としてはエコカー=つまらない。こう思っていたわけ。(まだ6割思っている…笑)
しかし、全てが電気自動車やハイブリッドカーになった時にエンジンがなきゃ車じゃねぇ!って世代の人達も少なくないと思うんです。
そこで今回はエコカーとスポーツ。
エコカーの未来を自分なりに考えて行きたいので、皆さんも一緒に考えながらお付き合い下さい。
車は贅沢品。快適に暮らす道具。
こう考える人は全く抵抗なくハイブリッドカーや電気自動車を選べるユーザーだと思う。
しかし頑固にもオレの血液はハイオクだ〜と言って聞かない人達もまたいる。
快適に暮らす道具を超えて趣味の世界で車を持つ人達だ。
そもそもハイブリッドとはなんだろう?
↑初代プリウス↑
まず、今回ここでは細かいメカニズムの難しい話はしません(断言)( ゚д゚)
なるべく簡単にお伝えしたいと思います。
ざっくり言ってガソリンエンジンで走る車は、エンジンの中でガソリンを爆発させ、そのエネルギーを使って動力源(タイヤを転がす力)にしていると言えるでしょう。
ではハイブリッドとは何か?
エンジンとモーターの掛け合わせと言う一言でひとまずはいいと思う。
従来のガソリン車がタイヤを転がすのに必要な動力源はエンジン1つだとすると、プリウスに代表されるハイブリッドのシステムの動力源はなんだろう?
御察しの通りエンジン+モーター。
モーターのみで発進してさらにパワーが必要となった時にエンジンが始動しエンジンの力も借りる。つまりタイヤへの動力源はエンジンとモーター2つ持つと言う事。
これで説明は以上です!先輩!
と言いたいところだが、そうはいかない。
先日日産のディーラーでノートeパワーについても少しだけ説明があったのだが、その時に感じた
「ハイブリッドと言えど一括りでは話せないな」と言う話をしていこう。。
ハイブリッド業界も細分化時代。
ではノートeパワーに代表されるハイブリッドとはなんぞや?と。確かにエンジンとモーター両方あるんだから動力源が2つのあってエンジン+モーターで走ってんだろう?と思ったあなたはハイブリッド業界に取り残されますよ。笑
日産のeパワーの動力はモーターのみ!
ではなぜエンジンが搭載されているのか?
それはタイヤの駆動力はモーター1個でやります。でもそのモーターを回すのに必要なエネルギー、つまり電気をを発電するのはエンジンですと。こう言うわけだ。
ピンと来ない人のためにさらに続けると、エンジンは発電所を動かすための装置、そしてタイヤを転がす動力は発電所から送られてくる電気を使ったモーター。こんな感じだろう。
身近にもこんなシステムがあったなぁと思い返してみるとヤンマーディーゼルを思い出した。ご存知だろうか?
お祭りや縁日で屋台が出ているけど、電気が付いていますよね。あの電気ってどっから来てますか?電線?人のうちのコンセント?いやいや、ディーゼルエンジンを回しそれを電源に変えて電気が使えてるわけなのです。だから極端な話露店の電気代はタダ。ディーゼルの燃料代だけで電気を灯してるわけ。
話はそれたがこれに近いのがeパワーのシステム。直接駆動に関わるものはモーターのみなんだけど、発電所としてエンジンがあるから発電所を動かすガソリンは必要だ。でもそのエンジンは発電しかしないから、アクセルをブンブン踏んだって回転数が上がって唸りを上げることもない。なので回転数は一定ではないものの常に低回転だしそうする事でガソリン消費は極めて少ない=低燃費と。こう言うカラクリなのだ。
ちなみに先日乗った新型リーフは100%電気100%モーター駆動。
まずエンジンがない。その代わりノートeパワーのように電気を自家発電してくれないから充電をしなければガス欠?電欠?になってしまう。
充電の話は前回のブログで触れたから割愛するが、ガソリンの代わりに電気を入れてやると思えば良い。ケータイと同じだね。
その他も同じ会社のハイブリッドでも微妙に機構が違ったり、各社様々な技術はあるが全部は説明しきれないし、難しい話はしないと断言したのでこれも割愛。
さて、ここまで読んだだけでも数種類のシステムがあり一概にハイブリッドだのエコカーだのと呼んでいるには無理がありそうな時代に突入して行きそうだ。
ガソリン車によくある
「お前の車何リッター?」
「V8 4,200ccだぜ」とか「男の660ccよ」とか…
こんな会話の電気版が飛び交う日もそう遠くないかも?笑
ここからはスポーツ走行を考えた時に優れているのか劣っているのかをシチュエーション別に考えて行きたい。
これだけは言いたいモーターの特性。
1990年代、第二次ミニ四駆ブームがあった。全国の子供達はモーターを変えボディを軽量化し最適なローラーを選んでいた。
↑スピンコブラとスピンアックス↑(うろ覚え)
ノリ天代表もそのうちの1人なのだが、モーターと言うのは一定の電気が流れればすぐに回り始めると言う性質があることは子供ながらに理解していた。またその電気が反対向きに流れれば逆方向にモーターが回り始めることもなんとなく理解していた。
ガソリンエンジンは吸気だの圧縮だの点火だの様々な順序を経て最適な状態で燃焼をするとパワーが生まれる。
何が言いたいかと言えばガソリンエンジンだからと言ってガソリンを流せば回り出すものではないと言う点。
と言うことは、つまりモーターの利点はアクセルオンで即最大出力付近までパワーを出せると言うこと。レスポンスが非常によいのである。なのでガソリン車のようにさほどパワーバンド(エンジンにおいて一番効率よくパワーが出るゾーン)を気にする事がない。
これをサーキット走行に当てはめて考えた時にスタートでエンジンが吹けないなんて事はほぼないだろう。また、アクセルオフから再度オンの時にラグ(最大パワーが出るまでの間)もさほど感じないだろう。
さらに、サーキットではかなりの横Gがかかる。ガソリン車の場合燃料が減ってくるとその横Gにつられて燃料タンクの中でガソリンが片寄ってしまい、ガス欠でもないのにうまくガソリンを吸い上げられずにガス欠の症状が出ることがある。
これもガソリンを使わないモーター駆動であればほぼ解決だろう。
ここまではメリットだがデメリットもある。
モーター駆動だとバッテリーが問題になって来る。カラの状態から満タンにするまでにガソリンなら一般人ですら数分あれば終わる作業なのに、電気はどうだろう。
前回のブログにも書いたが一般充電で30時間オーバー…レースはもう終わってます。
ミニ四駆のように電池交換をすればいいのだがバッテリー交換も今はF1並みのピット作業のスピードでは行えない。
ただし夢はある。
今のR35 GTR
こちらは四駆だが、R32~R34のスカイラインGT-R等に搭載されていたATTESA E-TS(アテーサイーティーエス)と言うシステムをご存知だろうか。
基本はFR後輪駆動なのだが、後輪が滑り出すと前輪にも駆動配分が行きホイルスピンを検知してホイルスピン中は一時的に0:50~50:50の最適な前後配分で四駆状態を自動で作り出すと言う夢のシステムだった。
FRベースの強力なモーターを搭載したスポーツカーが出たとしよう。その時まず問題になるのは強力なトルクでリアにトラクションがかからない事だ。そこを日産の持っているアテーサで補ったらどうかと考えている。
しかしこれも説明したらきりが無いので簡単に言うがモーター駆動の場合MT車がなければそもそも今日現在電気自動車に変速機と言う機構が存在しない。このモーター駆動でも従来に近いトランスミッションの発想がリンクしない事には夢物語で終わってしまうだろう。
レースだけでなく、ドリフトで考えてみよう。
まず駆動はFRが絶対条件。
時代を思い返してみれば、昔はAE86のような軽量NAマシン(自然吸気、ターボなしってこと)や4気筒ターボエンジンのシルビアや180SXほかにもセフィーロ。ドリフトの大会がメジャーになって来てからは6発エンジンなども使われ、私も未だに眠らせて保管していつかは完璧に動かそうと企んでいる「マークII」その兄弟車のやチェイサー・クレスタなどのツアラー系とスカイライン。
その後最近の大会ではコルベット等のV8エンジンをスワップした「トルク重視」な傾向がみられる。
トルク。。。
これはドリフトにとって武器になると考えられているので、モーターの特性が案外合うかもしれない。
何れにせよ、公道で走る事を考えなければ、いくらでも大パワーのモーターは搭載出来るはず。大パワーを出すと言う事は大容量バッテリー、もしくは省エネ化が必要となり、しかも単純に容量UPだけでは重量の問題がでてくるだろう。
ドリフトに限っては排気音も重要な要素だし色々と問題は山積なのかもしれないが、まずは電気自動車だけのドリフトの大会が出来てもいいじゃないか。
個人的な車の未来のまとめ
電気自動車やハイブリッドカーが普及していくのは悪い事だとは思わない。
残念だけど将来的に時間をかけてガソリン車が絶滅したって仕方ない。
しかしモータースポーツなどの事も考えるとその性能がガソリン車と同等、もしくはそれ以上のパフォーマンスを持ってからそう言う時代になってほしい。
逆に言えば車の開発と言うのはレースやモータースポーツから得たデータを市販車にフィードバックして出来ている訳だから、まず様々なレースの世界が完全ハイブリッド化、あるいは完全電気化になってからが市販車も本当のエコカー元年だろうと私は思う。
答えはないです。
でもみなさんは、車の未来をどのように考えますか?
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