こんにちは。乗り物天国代表取締役です。
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前回個人的に実践しているマイルの貯め方をお伝えしましたが、今回は実際に貯まったマイルで特典航空券を予約したのでその中身を公開しちゃいます!
↓マイルやポイントの貯め方↓
何マイルでどれだけ飛べるか?
通常飛行機のチケットと言えば、行きは「A空港からB空港」帰りは「B空港からA空港」
これが普通の往復ってやつですよね。私は勝手に単純往復と呼んでいます。
具体的には羽田-台北、台北-羽田。みたいに単純往復して、マイルを使って特典航空券を手に入れ安く台湾旅行楽しんだ!と言うのも間違いではないですし、まず思いつくのはその方法でしょう。
しかし!
せっかく貯めたマイルでもっと飛行機に乗って色々なところへ旅行で来たら素敵だと思いませんか?
いろんな所に行ったらその分マイル沢山使わなきゃいけないじゃん…。と思ったあなた!
もし同じマイル数で何カ国も行けるならどうですか?自由な時間との戦いになりそうですが、魅力的な事には変わりませんよね。
だって同じマイル数で1箇所か、同じマイル数で数カ所かなら間違いなく数カ所行った方がタダで沢山飛行機に乗れるわけだし、観光の幅も広がります。
そんな事が実際に可能なのか?
結論から申し上げると可能です。
今回の話はANAに限定した話で進めて行きますが、ルールを熟知した上で席数の少ない特典航空券を何枚も手に入れようって言うんだからハッキリ言って発券までたどり着くにはそれなりに大変です。
ここでそのルールをおさらいしてみましょう。
まずは日本発の各国への必要マイル数
↓以下ANA公式ページより↓
ここにあるZoneとは何マイルでどの国に行けますよとゾーン分けしたもの。
Zoneの表はこちら
今回は日本発着の物のみ掲載しています。
この表から分かる事は、例えば日本発着で台湾に行く場合、適用されるのはアジア1(Zone3)となります。グアム、中国大陸、フィリピン、マカオも同じくZone3に振り分けられていますのでマイル数は同じで、先ほどの表と照らし合わせるとエコノミークラスであれば20,000マイルで往復出来る事がわかります。
※Y=エコノミー、C=ビジネス、F=ファースト、それぞれクラスを表しています。
そしてここまでは空席さえあれば簡単に予約も出来るのだが、これ以上の事にチャレンジしようとすると難しいと言うか、ややこしいルールの壁が立ちはだかる。
まずはルールをささーっと読んで頂きたい。長いのでわからないところは飛ばして読んで結構です。
???
なるほどね〜。瞬時に理解したわ。って人の方が少ないのでは?
しかし細かい話は抜きにしてとりあえず重要なのはここだけ!
この途中降機(ストップオーバー)の画像をもう一度見て頂きたい。
ストップオーバーとは「24時間を超えてひとつの国に滞在する」と言う事を表している。
端的に言うが、逆に24時間以内の滞在だったらストップオーバーとはならず、
乗り継ぎ(経由)の扱いなのだ!←重要
これを上手く使かってこそ最小限のマイルで最大限の旅をすると言うコンセプトが成り立つわけだ。
それではここで具体的に私が予約した特典航空券を見て頂こう!
ここで先ほどの必要マイル数の表を見て頂きたいのだが、ポイントとしてはZone3より遠くに出ていない所。
私の使ったマイルは23,000マイル。ANAのみで飛んだ場合Zone3なら20,000マイルだが、ANA以外のスターアライアンス(提携航空会社)を使った場合少しだけマイルは上乗せになる。さすがにこの旅程だとANAだけで全旅程を飛ぶのは不可能なので提携航空会社を使った結果23,000マイルとなる。
ではなぜこれだけの都市を周遊して単純往復とマイル数が変らないのかを細かく説明していこう。
ルールが一瞬で頭に入った賢い方には必要ないかもしれないが…
これからの事なので、日にちはあえて伏せるが、説明では仮に1/1日羽田発としよう。
1/1 羽田-福岡
同日 福岡-ソウル
1/2 ソウル-台北
1/3 台北-香港
1/6 香港-成田
同日 羽田-上海
1/7 上海-ソウル
1/14 ソウル-新千歳
ここまでが特典航空券です。実に国内外合わせ8フライト7都市!
往復の航空券の控え(例えばeチケット)って一枚で出てきますよね。
これだけ飛んでもなんと一枚のチケットなのです!
画像にもあるように、これに追加で千歳-那覇(国内最長路線)を自腹で購入。那覇で数日過ごして羽田に戻るか、那覇からさらに石垣、与那国や波照間まで足を伸ばそうかここはまだ検討中。
どうしてこんなチケットになるのか?
大まかなルールはお話ししたのでサクサク説明して行きます。
この旅程の場合香港と2回目の韓国で日程的にゆっくり出来るのが分かると思います。
もはやこれだけ周遊すると経由地や目的地などは何とでも言えそうだが…
平たく言えばルール上香港が目的地なんだけど、香港に行くまでに福岡、ソウル、台北と経由しながら香港に向かう訳です。香港は目的地ですから24時間以上の滞在が認められます。
そして今度は香港から日本(新千歳)に戻って来たいのですが、香港から成田、上海、ソウル(ここでストップオーバーの権利を使い24時間以上韓国に滞在)と経由し新千歳に戻ってくる訳です。
ストップオーバーを使わない=到着から24時間以内に1カ国を脱出しなければならないので、台北や上海は一泊しか出来ませんが、台北では着いた日の夜まで、上海では起きてからフライトまでの時間観光が出来ます。言うまでもありませんが、香港と韓国では存分に遊べますし休めます。
ざっくりとこんなイメージで良いと思います。
いかがでしょうか?強者は同じZoneのマニラを混ぜたり中国大陸のどこかを混ぜたりはたまたグアムへ飛んだりと同じマイル数でさらにフライト数を増やす事は可能かもしれません。
しかしあえてここでデメリットのお話もしておきましょう。
いくら飛行機代がタダでも完全に無料ではありません。
空港税や発券手数料など細かい費用は発生しますし、当然旅程が長引けば現地での食費や観光費、宿泊費もかかります。
私の場合でも約2週間、自腹で追加購入した新千歳-那覇も日程的には連続してますから、それも考慮すると最低でも16泊以上は確実です。
そして前回のブログのマイルを貯めると言うお話の中で「飛行機に乗る」と言う当たり前な方法もご紹介しました。
しかし、特典航空券で飛んだフライト分はマイルに積算されないんです。。
購入してないのだから当然ですが、飛行機に乗る=貯まる。とは矛盾しますね。
貯めたマイルを消化する方法はいくつかあって、特典航空券に変えたりアップグレードに使ったり。
その他にマイルとは別にANAコインという物も存在します。今回は細かく説明しませんが、ANAコインはマイルをコインに変え、コインは10コイン10円として航空券の購入費用に充てられます。
この場合購入したチケットなので、マイルは獲得できます。
さて、いよいよ特典航空券の最大のデメリットと言うか、恐怖をお伝えしなければなりません。
私の予約した航空券の旅程8フライトあるのですが、どこかで遅延や欠航があったらどうでしょう。。
何らかの手段で次の空港にワープしてその先の飛行機に乗れれば良いのですが、基本的には遅延や欠航で乗れなくなったら、先程も申し上げた通り一枚のチケットなので。。
「その先全ての旅程がすっ飛びます」
そうともなれば乗り物天国代表取締役程度の力を持ってしてでも、その程度の力ではどうにもなりません。笑
ですから、マイルで特典航空券を予約する時は、遅延や欠航が少ない穏やかな季節や国を選ぶのも重要なポイントになるかもしれませんね!
皆さんもヒマ潰し程度にANAのホームページで少ないマイルで特典航空券をたくさん取るシミュレーションをしてみては?マイルがなくても検索するのは出来ますし、実際にやってみると中々思い通りに行かず難しい事がお分り頂けると思います。
色々あるから旅は楽しい!今日のまとめ。
デメリットも理解して頂いた上で
「最小限のマイルで最大限の旅をする」
どうお感じになりましたか?
私は旅をするのが好きですし、もしかしたら旅の計画を立てている時が一番楽しいかもしれません!
少なくとも今までの人生の中で旅をする=自分で航空券を取り、自分でホテルを確保する。と言うのがお決まりのパターンになっています。つまり旅行会社のパッケージツアーに参加する事などほとんどなく、自分自身が旅行会社だと言う気持ちで計画をしています。
自由を求めれば自己責任が付き物ですが、決められたルートを決められた日程で参加するよりも、冒険してる感覚がたまらないのです。もちろん何事もなく無事に帰国し帰宅するのが一番です。
でも本当に小さな困難や、一筋縄でいかない旅も思い出に残って良いと思うんです。
さらに言えば今回のような特典航空券で複数都市を周遊しようなんて、全てがスムーズに行くとは限りません。予約の段階でかなり苦労もしていますし、この旅程でフライトが組めたのがすでにひとつの達成感でもあります。
是非皆さんもマイルを貯めて挑戦してみて下さいね!!
ちなみにこのアジアツアーは数ヶ月先に控えております。
もちろんこの旅はブログ記事にしたり、YouTubeの動画もたくさん撮ってくるつもりです。
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最後までありがとうございました!
それではまた☆☆