変わりゆく世の中を見つめて自分なりに考えていると日が暮れます。
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令和に入ってから明るい話題がなかなかないですね。
明るい話題があったとしても他の話題に埋もれてしまい「知らない」なんてこともあるかもしれません。
そんな中、皆さんご存じANA(全日本空輸)から新しいブランドが発表されました。
その名も『AirJapan』
2022年3月8日ANAグループの新ブランド『AirJapan』(エアージャパン)の発表がありました。
乗り天ブログでは極めて珍しくタイムリーな話題を今回は皆様に解説を含めご紹介できそうです。
AirJapanの位置づけ
これを知るためには「フルサービスキャリア」または「レガシーキャリア」の航空会社と「LCC」(ローコストキャリア)違いを理解する必要があります。
ANAのような従来型の飛行機では飲み物のサービスが含まれていたり、路線によっては機内食のサービスが含まれます。その分支払う航空チケットの代金、つまり航空運賃は高めです。
これがいわゆる「フルサービスキャリア」または「レガシーキャリア」(以下フルサービス)と呼ばれる航空会社です。
それに対してローコストキャリア「LCC」
「格安航空会社」(以下LCC)とも言われますが、飲み物や食事などのサービスを一部を有料にしたり、機内に持ち込める荷物の大きさや重さに制限を設け超過する場合は追加料金を徴収するようになっている。(※フルサービスでも制限はあり)
また、チェックインは自身でオンラインで行うなどフルサービスに加えてより多くの条件・制約があるが、その分徹底的に航空運賃を抑え、その名の通り格安で空の移動を可能とします。
どちらにもメリット・デメリットがあります。
では今回発表されたAirJapanはフルサービスか、LCCか。
答えは「どちらでもない」です。
LCCとフルサービスのイイとこどり!
関空を拠点としたLCCの航空会社Peach(ピーチ)をご存じでしょうか。
じつはこのPeachもANAの子会社ですからANAが展開するLCCなのです。
既にフルサービスとLCCの両方をの航空会社をANAグループは所有し運行しています。
ここにさらにAirJapanを投入する狙いは何なのでしょうか。
今回AirJapanは「自分好みに選べる体験」と表現しています。
・自分が欲しいと思うサービスをオプションで付ける。
・必要ないと思うサービスを省くことで費用を抑えることが可能。
大きなポイントはここです。
LCCでもない。フルサービスでもない。
こう聞くと疑問に思いますが、要するに自分好みにサービスの度合いをカスタマイズできるということですね。
いつからどこに飛ぶの?
「国際線の需要回復動向を注視しながら」としながらも
2023年下期の中距離路線就航を予定しているようです。
具体的には4時間以上の路線で、現在のところ東南アジア・オセアニアなどの中距離路線を予定しているようです。
乗り天総括
位置づけについて
常にANA派(フルサービス)の乗り天的には非常にいいなと思いました。
1人の時は自由に好きな航空会社を選べますが、誰かと旅に出るとなればそれぞれお財布事情や、サービスに対する期待度も違うわけです。
単に移動手段と考える人もいれば、贅沢しながら快適に空の移動そのものをを楽しみたいと思う人もいるでしょう。
飛行機に対する意見が合えばいいのですが、フルサービス派 vs LCC派
こんなことになったらこれから旅行しようと思っていても最初の段階で計画が進まなくなってしまいます。
このような「どの航空会社で行くか問題」を解決してくれるのではないかと期待しています。とりあえずAirJapanを選んでおいて、あとは各自カスタマイズしよう!といった要領です。
ネーミングについて
ANAはAll Nippon Airwaysの略称です。
国旗の日の丸こそ塗装されていますが、海外に乗り入れた時にANAとあってもどこから来た飛行機か現地の人は分かりません。なぜなら「JAPAN」の文字がないから。
しかし画像のように現在ANAは機体に「ANA」とは別に「Inspiration of JAPAN」と塗装しています。
これほどまでにどうしても「JAPAN」の文字を入れたかったのです。
こういった背景を考えると、今回の「AirJapan」というネーミングは誰もが日本の飛行機だと認識できるので運用が始まればすぐに世界中から認知されることでしょう。
新しいロゴデザインも見慣れないだけですぐに見慣れてくることでしょう。
シートや内装について
機内の仕様については今回発表はありませんでした。
ビジネスクラスが設けられるのか否か。
エコノミークラスのシートピッチ(座席前後間隔)がどの程度か。
カスタマイズできることを考えるとあらゆるニーズに応えてくれそうな気もしますが、とにかくしっかりとANAとPeachとの線引きがされていることが重要だと考えます。
期待しましょう
例えば、ビジネスクラスのゆとりのあるシートに座りたいが、食事や飲み物はいりません。
ここまで応えてくれたら凄いですよね。
その反対も言えるわけで、エコノミーのシートでもビジネスクラスで提供される食事ができるなどなど。
想像するとわくわくしますがCAさんの業務に負担がかからないかとか、予約システムがカスタマイズだらけでユーザーが混乱し面倒なことにならないか。
このような現実的なことが頭をよぎるのも事実です。
機内食に関してカスタマイズができるとすれば、積み込む量を調整しなければならないですよね。
すると航空会社側は事前に把握する必要があります。
それによりユーザーも事前に予約する必要があります。
飛行機に乗ってから「やっぱり」というのは無しだと思うので、予約(カスタマイズ)している時が悩みどころでもあり、楽しみでもある。そんな風に想像しています。
2023年下期就航予定ですが、何はともあれ様々な国際情勢やコロナウイルスとのにらみ合いは続きます。
厳しい航空業界ですが、今回のように明るい希望はあります。
この機体が、そして全ての民間機が自由に世界を飛び回れる時代であってほしいと切に願います。
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