今回は#2の続きです。
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2021年11月15日の続きです。
抗原検査・PCR検査を受けて、一旦自宅に戻った後、保健所からの連絡があり入院の方向で進みます。
ここから入院準備編に入ります。
準備と言っても保健所の手配した車が迎えが来るまではたった1-2時間の猶予しかありません。
その間に怠い身体に鞭打って用意するのは大変でした。
準備に専念したいけれど電話も繋がったまま、さまざまな説明を途切れる事なく受けます。そして切っても切ってもまた次から次へと電話がかかって来ます。
それでも強い倦怠感の中入院の最低限の準備をしなければなりません。
普通の入院と違って誰かが足りない物を差し入れとして持って来てくれるなんて事はコロナ病棟ではあり得ませんから忘れ物は避けたいところです。
しかし保健所は同時進行で迎えの車を手配して数十分後には伺いますと言ってます。
電話しながら思うようにカラダが動かない中準備もあるので無理ですよ、少し時間を遅らせてもらえませんか?と言っても「無理」と言われます。
搬送先の病院が決まったら保健所の電話に被せて病院からも電話がかかってきます。
病院からも入院にあたっての説明があります。
キャッチホンを巧みに切り替えながら保健所待たせて病院と話したり病院待たせて保健所と話したり。まるでいつもの100倍忙しいスーパービジネスマンにでもなったかと一瞬錯覚しました。
決して文句を言うつもりはないけれど、複数人 VS 病人ですから完全に心が折れます。
しかし乗り物天国。
旅にはそれなりに慣れてます。入院も旅のような物だと気持ちを切り替えます。
旅慣れとは荷物が最小限になる事だと思っています。
その旅で培った乗り天様の鋭い感と豊富な経験を活かし必要な物を考えます。
・充電器
・スマホ
・おパンツ
・靴下
・電子書籍
・アロマor香水
・商売道具のiPad
・サンダル
・普段飲んでる薬やサプリ
これらを一気にそこら辺にある大きめのバッグに詰め込みます。
充電器やスマホは言うまでもないと思うが、症状が軽ければ暇つぶしやストレス解消アイテムも重要になると思いました。
普段と異なる環境・閉鎖空間に滞在するだけでもストレスを感じる人は多いでしょう。
乗り天は閉鎖空間が平気どころか好きなので環境は気にならなかったが、やはり自宅のように思い通りにはいきません。
コロナ病棟とはコロナウイルスに汚染された部屋に滞在するわけなので、当然その部屋から出るときは汚染物を持ち出せません。
紙の本は直接消毒出来ないので電子書籍が便利です。
病院なので香水を付けたりアロマを焚くわけにはいきませんが、小瓶に入れた香水やアロマオイルは嗅覚を確認出来るので普段使ってる物が役に立ちます。
実際にアロマオイルや香水の匂いは鼻の近くで嗅いでも一切分かりませんでした。
初めての経験にとても驚きました。
サンダルやスリッパ等の簡単に履いたり脱いだり出来る履物は絶対にあった方がいいです。
靴を履いて迎えの車に乗ってうっかり忘れてしまうと、病院のベッドからおりる度にいちいち靴を履く事になります。
履物も汚染される事になるので、消毒出来るものか処分できる安いスリッパでも良いでしょう。
PCやスマホが病室で使えるかどうか、持ち込める物・持ち出せない物は各病院によって違うと思います。
前述の通り時間はかなり限られていますが、確認が出来れば事前に確認しておくと安心です。特に「これが無いと困る」と言う物がある方はなおさらです。
普段飲んでるお薬は病院なので特殊な物でなければ頼めば処方してもらえますし、サプリメント等も優先順位は低いです。ただし処方された場合お薬代は余分にかかりますので出来れば持ち込んで医師や看護師に持って来た旨を伝える事をお勧めします。
乗り天は長年片頭痛と付き合っていますので、処方されてる片頭痛時の特効薬(結構高い)を持っていきました。
さて、必要な物のお話はこのあたりで十分でしょう。
話は少し戻り病院への移動のお話です。
保健所からの電話で次から次に説明や指示があるのですが、息つく間もなく保健所が手配した迎えのタクシー(コロナ仕様)が迎えに来ます。
その為委託されているタクシー会社からも確認の電話がかかってきます。
保健所からの依頼である旨、住所の確認や到着時刻の確認のためです。
自宅前に到着すると再度ドライバーから電話がかかって来て、車の特徴などとあわせて外に出て来て速やかに車に乗り込むよう言われます。
ちなみに先に言っておくと「迎え」の車はあっても「送り」の車は当然ないので、隔離施設から退院して突然外に出る事になります。
病院から帰る時に雨が降っているとか寒いまたは熱いなど入院時とギャップがあります。季節の変わり目はなおさらです。
10日~2週間後に合う服装や持ち物を意識する、またはタクシーを退院時に呼んでおくと安心です。帰りは公共交通機関の利用も当然OKです。
保健所が手配した車(タクシー)に乗って病院に行くのですが、タクシーの中でもまだ保健所からの説明の電話は鳴り続けます。
病院に着くまで電話が続き、完全防護服の看護師さんたちがお出迎えしてくれてるのに電話切らせてもらえない状態になるほどです。
それだけ説明が多い事と、これは推測ですがキチンと事が進んでいるか等、恐らく行動の確認の意味もあるのだと思います。
コロナ陽性者にもかかわらず指示に従わず逃げ出したり音信不通になったら問題ですからね。
もう着いたんで一旦切りますよ?と言ったら最後に保健所から言われた事は「会った4人に注意喚起しろ」と言う事でした。これが凄く辛かったです。
前回自己嫌悪に陥ったとお話しましたが、この部分です。
保健所は注意喚起と言うけれど、これはつまり
「お前らが乗り天に感染させた犯人かもしれないからさらにバラまく前に行動に気をつけろよ!」
って事を会っていた友人に伝えろと言う意味なんです。
どんなにオブラートに包もうとも「お前のせいでコロナになったかもしれない」みたいなニュアンスになっちゃうじゃないですか。
友人を疑うみたいで本当に自分で自分が嫌になりました。
それでも一応保健所の指示ですし相手や相手の周囲の人々の健康にも関わる事ですから、キチンと自分がコロナになった事を説明した上で、考えられる範囲でウイルスをもらった可能性が高いと医師や保健所に言われている事も正直にお伝えしました。
当然ビミョーな雰囲気になります。
だから嫌だったんだよなぁ。と思いながらこれもまたコロナに感染した者の義務だと自分に言い聞かせました。
発症日より前に会っている4人は既に感染している可能性が高い(乗り天よりも先に)と保健所は扱っているけれど、その人物は特定はしない。誰とも聞かない。もちろん濃厚接触者ともならない。
と言う何とも不思議な扱いでした。
だからこそ「注意喚起」と言う言い方が都合がよいと言うかそのようにしか言えないのだと感じました。
さっきも言ったけど直接「あの後コロナになった。お前がコロナかもしれないらしいから気を付けて」って連絡をする事で嫌な思いも不安にもさせたかもしれない。
てか、絶対させた。
もちろんこんな投げやりな言い方はしてないけど、自分が連絡受ける側の立場だったらどう言う言い回しで説明されても嫌なもんは嫌だし、自分が感染してないか不安になるもんな。
もちろんいきなり保健所から電話かかって来ても嫌だろうし、個人情報だのなんだのっていう制約があるんだろうからこの部分のベストな方法を見つけるのは難しいところだけど2-3日前に仲良く会っていた友人を犯人扱いするようなもの。
もっと悪く言えば犯人をあぶり出すようなもの。
下手すればコロナで友情なんて簡単に壊れるんだな...
って思って病室から連絡をした後かなり落ち込みました。
幸いみんな理解してくれたけど。
ここまでが11/15の出来事。
かなり慌ただしい1日となったがなんとか無事に入院することが出来た。
入院~退院までの経過は別に詳しく書き記しますが、
入院から数日後
11/19に最初に受診したクリニックから電話がかかって来た。
解析の結果今回感染したコロナはデルタ株だったと言う事を伝える物でした。
「ちなみにその後感染経路わかりましたか?」
と質問されたので、
話を聞く限り会っていた4人じゃないと思う。
そう伝えると、「うーん、じゃあさらに遡った場合どこか出掛けました?」と尋ねられたので11/8に2年ぶにスーパー銭湯に温泉入りに行ってついでにアカスリを受けた事を報告した。
すると、スーパー銭湯は以前からクラスターなんかも多いからその可能性はあるとの事。
ただ、こうなるともう感染経路不明で市中感染としか言いようがないと言う話になりました。
お風呂かもしれないし、人と会う為に外に出たどこかでたまたま感染させられたかもしれないし。可能性だったらいくらでもありますよね。
だから#1の最初に話した1,400万分の7じゃなくて、市中には無症状の人達も含めて潜在的にはまだまだたくさんコロナウイルスを持った人が動き回ってるんだなと改めて強く感じました。
事実デルタ株にはワクチンの有効性があるようですから街でコロナウイルスと遭遇しても即発症とはならないでしょう。
しかし、乗り天のようにワクチンをすり抜けたいわゆるブレークスルー感染もある訳です。
怯え過ぎ・考え過ぎもよくありませんが、数字だけで一喜一憂したりワクチンを過信しすぎるのもまたいかがなものでしょう。
そもそもコロナに感染してしまえばその途端に自由な生活とは程遠い生活なのですから。
次回#4は時系列順に入院中に箇条書きにしていた主な症状の変化や経過についてお伝えします。
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