「はっきり言ってイモね」
『ドラゴンボール』で有名な鳥山明の作品『Dr.スランプ』に出て来るキャラクター、皿田きのこちゃんの名言です。
いままで人に対してそう思った事が多々あり、シンプルながらなかなか鋭い言葉だなと気に入っています。
こんにちは。乗り物天国代表です。
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こんな出だしですが…
↓今日のお話はコレ↓
人種差別や国籍の話。
ちょっとタブーっぽい題材にあえて向き合ってみます。
『世界に出てみて気が付いた』と大袈裟なタイトルを付けましたが、何も代表は日の丸を背負い日本を代表して海外で何かを成し遂げた訳ではありません。
しかし、過去に海外に旅行へ行ったり、海外で長期間生活してみた経験から気が付いた事は少なくともあります。
ちなみに代表は日本生まれ日本国籍の日本人。
これはこの先も恐らく変わる事はありません。
生まれ付き黄色人種のアジア人あり、日本から1歩外に出れば立派な「ガイジンさん」です。
日本に居て感じる事。
後でもお話ししますが大抵どの国も隣国とは仲がよろしくない傾向にあります。
日本で言えば中国や韓国あたりでしょうか。
朝鮮半島に目を向ければ南北の関係はとても良好とは言えませんし、中露関係もどうでしょう。
アメリカではキューバ・メキシコ等やはり隣国と手を取り合い仲良く!と一筋縄では行きません。
ここまでは日本でTVでも眺めていればニュースで日常的にどなたでも耳にする話です。
特にアメリカのように白人・黒人・アジア系・ヒスパニック系と、まさに「人種のるつぼ」と言う言葉があるほどの多民族国家です。
日本の人口の割合は97%以上が日本人で、限りなく単一民族国家と言って良いでしょう。
他の民族が日本人として帰化した外国人であってもその多くは中国・韓国・ベトナム・フィリピンなど、少なくともアジア人が大半で構成されています。
つまり外観上ほぼ100%がアジア人と言う事には変わりはありません。
よってアメリカのような見た目による人種差別問題等は比較的日本国内では起こりにくいのかもしれません。
とは言え「東京の奴は冷たい!」とか「黙れ田舎モン!」とかそんな各都道府県レベルでの可愛い小競り合いは多々ありますけどね。笑
ちなみに実は代表「県民性」は大好物で日々研究しています。
代表がアイルランドに住んで経験した事。
先程話した繰り返しになりますが、隣国とは仲がよろしくないと言う部分はアイルランドにもあります。
イギリスとはイマイチ仲が良くありません。
これは歴史的な背景も当然ありますが、同じ白人同士、さらに言えば同じルーツを持っていても国籍の違いだけでそのような事になるんです。
そもそも我々が言うイギリスと言うのはUnited Kingdom of Great Britain and Northern Ireland
日本語にすると「グレート・ブリテンおよび北部北アイルランド連合王国」と言う国で、イングランド・ウェールズ・スコットランド・北アイルランドからなるものです。
そしてアイルランドは独立国です。
海を隔てていればまだ良いのですが、北アイルランドと言うのはアイルランドと陸続きです。
そして北アイルランドは先ほど言ったようにイギリスの領土です。
実際代表も北アイルランドに住む友人の家を訪ねる時なんかは嫌でも何度もボーダーを跨いでいるわけです。
ボーダーと言っても、余裕でドライブスルー出来ちゃいますし、そこに入国審査や手続き等は一切ありません。
車を運転していてさっきまでキロメートル表示だったのに当然マイル表示に変わります。
あら?「もう北アイルランド入ったかな?」位の感覚です。
当然通貨はユーロからイギリスポンドに変わります。
なかなか日本では経験出来る事では無いのでピンと来ないかもしれませんが、例えて言うなら北海道の北部は別の国!みたいな感じです。
なぜ北海道に例えたかと言うと、アイルランドは北海道とほぼ同じ面積を持っているからです。
札幌〜稚内に行こうとしてるんだけど、旭川より北は国が違うから通貨も違うしスピードも距離もマイル表示だからね!って具合。
多分ボーダー付近に住んでる人は大変ですよね。
代表ですら普段ダブリンでユーロさえあれば生活出来るのに、ある程度は北アイルランドに行く事を想定してイギリスポンドは常にタンス預金して持ってました。
アイルランドが見るアジア。
これも体験談です。
代表がダブリンで生活していて、偶然日本人に遭遇した経験がほぼ無いです。
ま、普段の生活圏内は地元の住宅街って感じなのでアイルランド人以外居ません。
強いて言うならばCity centre(日本で言う渋谷?)に行けばアジア人こそ目にする事はありましたが、あれ?日本人かな?ってこっそり近くに行ってみると聞こえてくるのは韓国語だったり。
なかなか日本人には出会いませんでした。
当然住宅街に居れば見た目がアジア人ですから、知ってるご近所さんを除いてはまぁ2度見されます。
アイルランド人はおしゃべり好きです。
喋るのが大好きでとても人懐っこいです。
代表はある日ダブリンの空港から自宅までタクシーに乗っていました。
10分ほどの道のりなのですが、乗った瞬間どうもいつもの感じと違うなぁ。ってそのおじいちゃんタクシードライバーに違和感を感じてました。
あぁ、もしや。
そう思いたまたま乗ってたタクシーがトヨタ車だったので「この車壊れた事ある?」って聞いてみました。
「ないよ」
「そうだよね、日本車って壊れないもんね。実はオレ日本人でさトヨタの車だから嬉しくてね」
次の瞬間...
「え〜日本人なの〜?それ早く言ってよ!中国人かと思ってたからさ!ワシゃ家のTVも日本製だし、プライベートの車もトヨタ車なんだよ!!ほれ、これ食べな。スイーツ!そうかそうか日本人かぁ…ワシが日本の何が好きかって言ったらなぁ!…以下略」
ちなみにアイルランドのおじいちゃんタクシードライバーは何故か乗ると高確率でキャンディくれます。(大阪のおばちゃんのあめちゃんみたいな感じ?)アメのことを何でかしりませんが「スイーツ」って言います。
要するに!
さっきまで無愛想だったおじいちゃんドライバーは個人的に中国人は好きじゃないけど日本人はOK!でも見分けは付かないからとりあえず黙っとこって感じ。
そうなんですよ。
今日のテーマ、人種・国籍差別ってやつです。
比較的中華系の人は多くダブリンにいます。
話した相手に君なに人?って聞かれれば話は早いんですが、聞かれない場合こちらからそれとなく日本人だと伝えられるように会話を持って行き、日本人と知ってもらえればその途端結構コロッと相手の態度が変わります。(良い方に)
と、言うのも何を隠そう中華NGって人が結構います。
我々アジア人にとってはパッと見で日本人なのか中国人なのか韓国人なのか…見た目は似てても何となく見分けられますよね。
しかし、彼らは仮に言葉を聞いてもそれが日本語なのか中国語なのか韓国語なのかすらもわからない場合が多いので、無論見た目で日本人だ!と言い当てる事などは無理です。
つまりアジア人は全て一括りにされます。
正直ダブリンで生活をしていて日本語をしばらく話してないと、生粋の日本人ですら突然聞こえて来た韓国語が日本語に聞こえる「空耳アワー」が起こるんです。
さっきのCity centreが良い例です。
実は、アレ?日本語聞こえると思って見たらアジア人が居て、近くに行って良く聞いたら韓国語だったと言うオチ。
音がとってもよく似てますよ。
日本人ですらそうなんだから、ヨーロッパ人にはアジア人を見分ける能力が無いのは仕方のない事ですよね。
おぉ〜っと!!
話を元に戻すと、控えめに言ってアイルランド人は国籍で人を差別します。
イギリス人はこうだ!
フランス人はこうだ!
イタリア人はこうだ!
ポーランド人はこうだ!
中国人はこうだ!
ナイジェリア人はこうだ!
などなど…。人にもよりますがこのように割と頭ごなしにその国のイメージを押し付けてくる傾向にあります。
まさに国籍差別?てか、決め付けです。
中には「日本人も含め」アジア人は一括りに全部嫌いだ!
と言うシンプルかつ極端な人も当然居るでしょう。
とは言え、アイルランド人は人懐っこいと先程も言った通り人のアレコレに興味津々なので、文字に起こすと良い印象じゃないように思うかもしれませんが決してそんな事はなく、基本的には皆フレンドリーで寛容な心を持っていて差別が強いって感じではないんです。
証拠になるかどうかは別として、幸い代表は差別的な言葉や言動を受けた事は一切ありません。
これは先ほどのトヨタの話にも通じますが、個人的に思うのは様々な日本製・日本ブランドの物が現地で活躍していて、それが=日本は良い!と言う印象を与えている強みはかなりあるんじゃないかなぁと思っています。
今日代表が1番伝えたい事
例えば日本国が〇〇国を嫌いだからと言っても、自分が〇〇人を嫌いになる理由にはならない。
仮にあなたが全ての〇〇人を嫌いでも、自分があなたを嫌いになる理由にはならない。
国籍問わずイイ奴は沢山居るし、反対に嫌な奴も国籍問わず沢山居る。
「やいのやいの」言う前に自分が人をみる目を養えばいいって話。
これに尽きると思います。
これが代表が世界に出てみて気が付いた事です。
そりゃあ代表にだって好き嫌いはある。
むしろ強くある。
全くもって平和主義を掲げるつもりもない。
しかし、好き嫌いを決めるのは国籍や人種じゃなくて、その人個人と合うか合わないか。
まず関わってみて自分にとって実害があれば距離を取れば良い。
生まれた所や皮膚や目の色では何もわかりません。
食わず嫌いは良くないよ。
誰かが誰かを差別するのはその人の自由だから止めないけど、差別的だからオレはあいつが嫌いだ!と、言ってしまえば自分も同じ事。
そこはあえて何故嫌いなのか、なぜ差別をするのか。その根拠を聞いてみるのも勉強になるかもね。
納得行く根拠があれば参考程度に知識として取っておけばいいけど、どうせそう言うパターンは根拠もなく、何とな〜くの刷り込みで差別してる人がほとんどなんだから。←やや差別的?笑
野菜嫌いと同じです。
お前は嫌いでもオレは食うけどね。
ただ、野菜が嫌いなお前を変だとは思わない。
厳格なイスラム教徒に無理に豚肉食わせようとは思わないでしょ。
オレは食うけどね。
ただ、イスラム教の教えを変だとは思わない。
「人種差別問題」と言うとデリケートで、重いテーマみたいな感じすらありますが、あえてこの程度の簡単な感覚でいいんじゃないでしょうか?あくまでも個人レベルの話ではですよ。
代表は人には恵まれてると思います。
昔から乗り天ブログを読んでくれてる方はわかると思うけど、日本国内もそうだし、アジア各国に友達や知り合いがいたり、ヨーロッパで差別的な事に遭遇しないのもそう。
このブログを読んでくれてる人だってそう。
全て人に支えられてると思う。
東京とダブリン、2つも地元と呼べる場所があって、何人か本当に腹を割って話せる親友がいて。
日本全国に友達や知り合いがいる。
ひとり旅と言いながら、旅先ではその人々に支えられて旅してるし、帰って来てからもその旅の話をブログに書けば読んで共感して読んでくれる人がいる。
全く代表はラッキーな奴です。
近隣諸国の知り合いも過去何度もお国同士の関係がこじれている時ですら、人間対人間として接してくれる人ばかりです。
つまり政治的な「ソレ」は政治家に任せておけばいいんです。もちろんそれぞれ国民として意見する(自由に出来る国は特に)事も大切だし、声を上げる事も大切。
でも個人それぞれの人格は尊重すべき。
これからも国内外関係なくどんどん良い仲間を増やして、人を大切にして行きたいですね。
まだまだたくさん他の国でのエピソードなんかも話したいけど長くなったから今日はこの辺にしましょう。
もっと聞かせろ〜でも良いし、逆に皆さんにも何か体験談などがあれば是非乗り天に聞かせて下さい。
って事で今日のまとめー!!
所詮代表ごときがまとめられるテーマではありませんでした。←
正解なき結論を各々で考えてみて下さい。
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