昔訪れた場所が記憶の中で鮮明な映像としてフトよみがえりまた行きたいと思うのですがそれがどの国のことだったか肝心な部分が思い出せないことがあります。
こんにちは。乗り物天国代表です。
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まず、与那国島へ行こうとした動機は最西端の地がそこにあるから。
観光で訪れた地をテーマにブログを書くのであれば「こんな綺麗な島だった」とか「こんな発見があった」などと数枚の写真を添えて次のように発信するだろう。
しかし今回は少し違って、もっと強く考えることがあったからこそ、今このように書き進めているわけだ。
東西南北の「最端」を制覇しよう決めたのが数年前。
いつの日だったか記憶が定かではないけれど、実はコロナ前から旅を北海道は宗谷岬からスタートさせていたことは確か。
その旅を完結させるためには避けて通れない島がこの西の最果て与那国島。
与那国島を訪れる動機として他の人と大きな違いはなく、そしてさほど深いものでもない。
しかし、コロナで旅行しにくかった期間があったにせよ、何故何年も寝かせて後回しにしていたこの旅を再開させ、このタイミングで与那国島へ行ったかを話し始めればキリがないし、思うところがたくさんある。
日本で生活していれば「国境」というものを意識することは当然のことながら少ない。
与那国島は日本の最西端の島なので、当然そこから先海を渡ろうが西側に日本の離島すらない。
与那国島の西にあるのは台湾という島。
日本、台湾、中国。
それぞれの認識・主張に違いはあれど、与那国という島の隣に台湾という島が存在するのは紛れもない事実である。
台湾の歴史、日本と台湾の歴史的な関係については知ってる人も、全く知らない人もいるだろうから、ここで長々と歴史の全てを書き切れませんので、知らないという人は各々これを機会に確認して下さい。
2022年11月17日
日米共同統合演習の一環として運び込まれた自衛隊の16(ヒトロク)式機動戦闘車が与那国空港から与那国駐屯地までの約5kmの公道を訓練とし、走行したそうだ。
戦闘車が「公道」を走るのは県内では初めてのことだという。
これに関しては賛否があり「訓練はしておかなければ突然に備えられない」とか、「与那国島を戦場にするな」と、反発する声もあったという。
では、一体何に備えているのか、なぜ与那国が戦場になるのか。
それを考えてみよう。
世界を見ればウクライナとロシアの戦争は今日も続いている。
その道の専門家、または我々のような投資家の界隈ではウクライナとロシアの緊張の高まりは経済に反映されるため、戦争が起こるかなり前から敏感に察知していたし常に様々なシナリオを想定していたが、一般に広く知られたのは戦争が始まってから、またはその直前ではないだろうか。
つまり、何らかの前兆はあるにせよ「その日」は突然やってくるということだ。
そして「台湾有事」「台湾侵攻」「台湾戦争」などという言葉を特に最近多く耳にする。
実際問題、台湾と中国は睨み合っている状態にあると言っても良いだろう。
まさに緊張の高まりだ。
この話は急に湧いて出た話ではないのだが、問題なのは、緊張の高まりの速度が圧倒的に早い。
数年前から、「昨日のチベット・今日の香港・明日の台湾」と言われるほど、過去にも緊張が走ることは度々あったにせよ、そのケースと比べても昨今は急速に事が進んでいるように思えてならない。
日本の与那国島で戦闘車が公道を走ることもそうだが、国防費の観点や中国による台湾周辺・日本のEEZ周辺へのミサイル発射から見てもそう思える。
「台湾有事は日本の有事」
ある日本の政治家が言った。
また別の日本の政治家はこのようにも言った。
「台湾有事が始まれば沖縄や九州までは覚悟しろ」
そんなことは一般人の自分にだって言えることなのだが、政治家が、それも大臣クラスの政治家が公の場で発言したということこそが、大きな事態だと捉えるべきだろう。
政治家の発言が正しい、正しくないを論ずるつもりはない。
しかし、実際に台湾有事・中国からの台湾侵攻が始まればどういったことが起こるのか、少し考えれば子供にだってわかる話だ。
実はウクライナ戦争が始まるまでは漠然といつかウクライナに観光に行くだろうと思っていた。
しかし。行きたかったはずのウクライナという国はいま、美しかった街は破壊され、多くの死体がそこら中に転がってると聞く。
誤解のないように宣言しておくが、乗り天は特別強いものではないが、日本人として人並みに愛国心は持っている。
他国籍の「〇〇人だから」という括りで人や物事を見ることは基本的にない。
差別など言わずもがな。
わかりやすくいえば、同じ民族である日本人にだって好きな奴もいれば嫌いな奴もいて、いい奴もいれば悪い奴もいる。
〇〇人とかは関係ない。
それを踏まえてあえていうなら、親ロシアでも反ロシアでも、親中でも反中でもない。
他国のことや他国の政治的・軍事的なことはその国のお偉いさんが決めればいいと思ってる。
だけれども、日本と国交のある中国が「ひとつの中国」を掲げ、それを推し進める中国(中華人民共和国)の手前、国交のない台湾(中華民国)を日本は国家として認めていないので、どちらに付くでもなく、中国の顔色を伺う実情は理解できるが、こればかりはどこか腑に落ちない。
隣国に迫る危機に対して、さらには自国に対する危機に対してどこまで真剣なのだろう。
領海侵犯されてもミサイルを与那国島周辺に落とされても黙ってみているだけ。
多くの日本国民も平和ボケしていて、そんなことが起こったとしてもどこか他人事。
決して「争え」とはこれっぽっちも思ってはいないが、危機に対してこんな呑気な日本政府が情けない。
「日台友好」というフレーズをよく見聞きする。実際に日本と台湾繋がりはとても強いものがあり、台湾へ行かれたりした方ならその親日ぶりがよくわかるのではないだろうか。
つまり、言いたいことは台湾と国交は結ばず、中国とは国交があるからといって「ひとつの中国」を黙認するようなことになるとよくない。
なぜならば、黙認すればそれは同時に日本への侵略の始まりでもあるといえよう。
時代や歴史、または政治に口を出すつもりは毛頭ないが、日本の与那国島は、日本の与那国島であり続けることを願う。
当然のことながら、台湾で生活する者達にとって台湾の人々が望む台湾の姿であり続けることを願うが、このまま「ひとつの中国」となれば、間違いなく台湾・中国間で争いが起こり、多くの血が流れる。
台湾がひとつの中国を望むなら話は別だが、そうでなければ…
「台湾戦争」の勃発だ。
まずはアメリカが台湾を守りにいくだろう。
そうなると日本各地にあるアメリカ軍の基地はもちろん攻撃の対象になる。
つまり、日本、特に与那国島は最前線になり、沖縄の基地も攻撃され、やがて日本各地までその範囲は及ぶかもしれない。
だから今から考えておく必要があるし、絶対にそうならないよう願うほかない。
万が一そうなれば、生活面でも困る。
世界の半導体のほとんどを台湾で生産しているので、今こうしてブログを読んでいるスマホやPC・タブレット、家電全般が手に入らなくなるだろう。
既に与那国島では不穏な動きもあることをご存知だろうか?
今回与那国島に実際に行って写真を撮影してきた。
人工物などほとんどない大自然豊かな与那国島に突然不自然で巨大な人工建造物が見えた。
都会にもないものなので、生きてきた中でも見慣れたものではないから、不気味な雰囲気だけが伝わり、恐る恐るよく見ると鉄塔の先に球体のアンテナのような物が見えた。
このアンテナが建設されているところこそ、戦闘車が運ばれた「自衛隊与那国駐屯地」であり、表向きにはこのアンテナで24時間航空機や船舶を監視する。
そして「その他?」を、監視するレーダーアンテナが建てられている。
レドーム(レーダードーム)と呼ばれるものらしい。
軍事基地と言えば大袈裟だが、その施設が見た目的に自然かと言えば極めて不自然だ。
そりゃ、他国の不審な飛行物体や船舶を監視するためには必要な設備だし、なければ防衛の面で困る。
それにしても、仮にもしあなたの家の近所に突然このような設備が突然現れたらどんな気分だろうか?
それだけで物々しい雰囲気にならないだろうか。
与那国島に設備を作る理由がどれだけあるのだろうかと考えたとき、やはり台湾との国境だからだという地政学的な観点からだろうが、駐屯地は着々と増員していて、これから基地自体の土地も拡大していくようだ。
先ほども述べた通り、ここにきて急ピッチで物事が進んでいる感がしてならない。
つまり、大慌てで「何か」の準備をしているように思える。
もちろん災害時など島民を頼れるのは自衛隊。
国民にとって安心でありがたい存在だが、にらんでるものが違えば、国民の安心は一気に恐怖に変わる。
何事もなければそれでいい。
しかし、ウクライナとロシアのように、中国による台湾侵攻などあってほしくない。
延いては、日本人の立場として沖縄、そして日本を守らなくてはいけない。
現実主義や理想主義、考え方や守り方は様々あるが、少なくとも戦争を歓迎する者は日本にはいないと信じている。
「歴史は繰り返す」とよく耳にするが、「人類の過ち」を繰り返してはいけない。
緊張がさらに高まる前に、平和な日本の最西端、与那国島に行きたかったからこのタイミングを選んだ。
日本最西端の地を踏み真西を眺め、国境を感じ、台湾への想いや、日本の、そしてアジアの未来を、軍事的にも地政学的にも歴史的にも素人ながらに想像を大きく膨らませ、とても考えさせられた。
台湾までの距離は僅か111km
これは大体東京から富士山までの距離程度しかない。
いくら海や国境の向こう側とはいえ、事が起きたら対岸でドンパチやってるのを他人事として眺めていられる距離とは思わない。
皆さんはどのように考えますか?
ここに書き記した内容が、時間が経過したとき、まるで的外れな話で
「杞憂」で済むことを願うばかりだ。
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