たけのこの里よりもきのこの山派です。飛行機はJALよりANA派です。
でも、ANA顔よりもJAL顔が好みです。そして車のタイヤは昔からヨコハマ派です。
こんにちは。乗り物天国代表です。
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今日は久しぶりに乗り物天国の名に相応しい乗り物にフォーカスした記事を書きます。
衣替え
K12のマーチのスタッドレス「YOKOHAMA iceGUARD6 iG6」からノーマルタイヤに衣替えしました。冬服→夏服みたいなもんです。
以前ブログで安くスタッドレスを手に入れる方法をご紹介しましたが、その通りに実行し13インチの安い新品アルミに新品のハイトが高い分厚いアイスガードを履いていました。
(写真は少しジャッキアップしてるからより車高が凄く高く見えるけど、普段もローダウンもしてません。)
YouTubeに登場するのは大体このK12のマーチ君です。
(ちなみに5MTだけどSRじゃないマイナーなモデル)
もともとこの車は雪遊びを楽しむ為だけに衝動的に買い付けて来たのですが、昨シーズンは雪不足でアイスガードの出番は皆無でした…(´・_・`)
(あえてローダウンしないでノーマル車高の理由は雪道を走る想定だから)
冬仕様のはずが、このマーチは普段のチョイ乗りの足にかなり使えるので、冬以外も乗ろうと言う事で今回は先延ばしにしていたノーマルタイヤに戻すついでに、ヨコハマタイヤの比較的新しいラインナップの「アドバン フレバ V701」を新品で購入したので実際に走ってみた感想等をレビューします。
エコ?スポーツ?
選んだサイズは6.5Jのオフセット38にタイヤサイズは195/45/16インチです。
引っ張りでもなければ、ぼってりでもない適正サイズです。
ちなみにこのマーチの純正サイズは165/70/14です。
なので、純正から2インチUPと言う事ですね。
メーカーの売りとしては、エコタイヤで満足のいかない方、ウェット路面に強いタイヤを求める方、かっこいいタイヤパターンを求める方。このあたりが売りみたいです。
要するに、エコとハイグリップスポーツの中間的位置付けにあたります。
で、実際のパターンはこちら。(未使用、購入時)
ま、メーカーはパターンカッコしいいと言うが案外普通。←
でもカッコ悪いとも言えないからいい感じ。
確かに見た目は排水性がよさそうに見えなくもないですね。
横の見た目。ADVANの文字はスポーツタイヤの証し☆
ADVANブランドとしてフレバを出したヨコハマタイヤは偉いと思う。
スポーツタイヤと言うと「ロードノイズがうるさい」とか「減りが早い」とか昔からよく言われる決まり文句。さらに昨今よく言われるのが「転がり抵抗性能」
そう。転がり抵抗を少なくして、なるべく燃費を良くしてエコに繋げよう!
そう言う争いも各タイヤメーカーで繰り広げられている時代です。
代表的には転がり抵抗性能とグリップって言うのは対極に位置するもので、縦によく転がる分には問題ないけれど、それがアダとなりグリップもへったくれもなかなってしまうような気がするからです。
何かを犠牲にしないとエコ活動は出来ないのか…。。
ちなみに、燃費は大体変わらずです。
話を戻します。
このフレバは転がり抵抗の性能も、ドライグリップ性能もウェットの性能も、全体的に評価が高いと言う不思議なタイヤなのです。
もう一度言いますが、フレバはヨコハマタイヤが誇るADVANブランドのスポーツタイヤなのです。
今のタイヤ業界にはこのような統一基準のラベリングがあります。
フレバは
転がり抵抗性能A
ウェットグリップ性能でa
を取っています。
ブルーアースAは
転がり抵抗性能A
ウェットグリップ性能b
このようになっています。
ヨコハマタイヤの代表するエコタイヤ、ブルーアースAと比べてみても、フレバはブルーアースAと同等の転がり抵抗性能でありつつ、ウェットグリップ性能は最高ランクaを取っています。
(ブルーアースAと比較した理由は後程)
こちらのメーカーYouTubeを見ていただくと、ウェット性能aがどんなもんか、視覚的にピンとくる思います。
ロードノイズと価格
先ほど言った「スポーツタイヤはロードノイズがうるさい」と言うところ。
実際にロードノイズはどうか、走って試してみました。
おや。確かに気にならない。
では肝心の価格は???
具体的な価格は最後に商品リンクを貼っておきますのでそちらを参考にして頂くとして。。。
ドリフトで一躍有名になった台湾のフェデラルと言うメーカーの595RS-RRと言うハイグリップスポーツラジアルタイヤとフレバと大体価格帯としては同じぐらい。
同じくドリフト界では有名で、台湾に本社を置くKENDAのKR20Aに関してはフレバよりも安く、触った感じも明らかに表面のコンパウンドが柔らかくよっぽどスポーツに特化しています。
両方とも、かの有名な消しゴムの「まとまるくん」のような粘り気が表面にあるようなイメージです。
要するに、フレバと同じ額を出すと、フェデラル等の台湾メーカーの最高峰モデルが買えてしまうのも事実です。KENDAに至っては安くかなりのハイグリップですので両者ともにグリップだけを求めれば候補に上がりますが…
ネックは「ロードノイズ」
サーキットでドリフトのケツ履きに使うなら台湾メーカーのハイグリップで何ら問題はないでしょう。
しかし日々街乗りでも使うならやはり「快適さも重視したいですよね」
フレバはまず乗り心地が良い。
基本的にホイールのインチアップをして、薄いタイヤ(代表の場合扁平は45サイズ)を履くと突き上げ感や乗り心地の悪化は付き物です。
しかし、このタイヤはコンフォートタイヤと言ったら大袈裟かもしれませんが、事実として嫌な突き上げ感もなく、タイヤ自体がピシッとしていてとても乗り心地が良いです。サイドの剛性がとにかく作用していると代表は考えています。
実際2インチアップしたのに純正サイズと変わらない様な乗り心地です。
むしろ純正より乗り心地はそのままに直進安定性なんかはシャキッとしました。
フレバのロードノイズは、エコタイヤでもないのにはっきり言ってとても静かです。
さらに乗り心地はマーチノーマルの14インチの鉄チンホイールに履いてた古いエコタイヤのこれまたヨコハマのエコスと比較しても、今回16インチになってサイズが変わり扁平タイヤになったはずなのに、その乗り心地はハイトの高い(70扁平)エコスと同等か、下手すりゃさらにいいかもしれない。
これはサイズが違うので正確な比較ではないが、実はエスティマで履いているタイヤが17インチのブルーアースAなのです(先程比較に出した理由です)これをフレバと比べてみるとブルーアースの方がエコタイヤだけあって「滑らかな音」のような気はします。あと転がり性能がやはりブルーアースのほうが体感的にはあるような気がします。
ただロードノイズの音量こそは明らかな違いはほとんどないと言っていいでしょう。
そしてもちろんフレバの方が絶対的なグリップ感があります!
まぁこれは車の遮音性や車重の違い、タイヤサイズの違いがあるからあくまでも主観です。
エスティマよりも遮音性は低いであろうマーチで気にならないんだから、大体の車は気にならないはずですよ。
フレバは良くも悪くも明らかにハイグリップスポーツタイヤを履いた時とは違って、音だけで言えばエコタイヤと言ってもいいレベルだと代表は思います。
ロードノイズあってこそハイグリップだ!アジアンタイヤの安さに適うもんか!
と言う人には向きませんね。笑
逆に国産ブランドタイヤの安心感は欲しい。
そこそこ走れるタイヤが欲しい。
でも快適性も犠牲にしたくない。
ラーメンで言えば全部乗せのようなタイヤを求める方はフレバ1択ではないでしょうか?
肝心のスポーツタイヤとしての走りはどうか?
まず走り出してすぐ感じるのが、たわみ感、ヨレ感が非常に少ない。
明らかにサイド剛性が高いのが街乗りレベルでもすぐにわかるはずです。
これによって、ステアリング操作に対してのレスポンスが良いので、狙ったラインをピシッとトレースするのが非常に楽です。変なクセもありません。
初期のステアリングの入力さえ適切に与えてやれば、アンダーが出ようともしなければ、オーバーも出ようとしない、後は加重が乗りオン・ザ・レールとでも言いましょうか、まさにビシッと四輪で曲がっていく。そんなイメージです。少し専門的な表現になりましたが、この記事を読んで下さってる方には伝わるでしょう。
さらに噛み砕いて説明します。
縦方向に関して
いくらマーチが小排気量ローパワーFF車とは言えラフにクラッチをミートさせればホイルスピンはします。
ハイグリップタイヤによくある、たわみながらグイグイ蹴り出して行く感覚こそないものの、ホイルスピンしながらも路面を食わない訳ではなくキチンと前に進んで行く印象。
これはあくまでもマーチの話なのでハイパワー車のリアタイヤだったらどうなんだろうか…?
そしてこの話にはエア圧も関係してくると思います。
エア圧を少し下げれば話は別なのかもしれません。
代表は今回フレバを初めて使うので、ますまはインチアップも加味した計算での適正圧で今は使っています。(かなり張り気味)これから美味しいところを探して多少調整しようとは思っていますが、すでに適正圧で街乗りだったら美味しいんですよね。笑
ラフな発進時にホイルスピンする事とは裏腹に、意外だったのが同じ縦方向のグリップでもブレーキング時のグリップが高いです。
タイヤがロックする手前までグーっとブレーキを踏み足して行った時に減速Gが体感的に非常に高いです。(ロックするまでに十分な制動力が得られる)
逆にわざとドンッとブレーキを蹴っ飛ばし、タイヤをロックさせてみてもABSが介入するのがワンテンポ遅くなった気がしました。
つまりロックせずキチンとグリップして止めている時間が長いと言う事ですよね。
ブレーキング時は加速時とは逆にフロント荷重になり、しっかりフロントタイヤに面圧がかかる事でよりグリップを発揮するのだろうと予想しています。
次に、横方向のグリップに関して。
こちらも同じくしっかり荷重をかけてコーナーに入って行くとあくまでも街乗りの速度域ですが一切アンダー傾向もオーバー傾向もありません。
切ったら切った分だけ曲がって行く印象です。
具体的には、コーナーのRが奥で急にきつくなるような、いわゆる奥がきつい回り込むタイプの複合コーナーでも不安がありません。
真夜中の首都高都心環状線を周りと同じ速度で流れに乗ってみましたが、これもコーナーで全く不安はありません。
その反面、荷重をかけたまま首都高や橋にある金属の継ぎ目に乗った時にグリップがすっぽ抜けて外に飛ばされる印象はあります。
ただ、ここで気が付いた事はグリップの回復がとにかく早い事。
車が軽い事も影響しているのかもしれませんが…
捉え方によっては悪い例えに聞こえるかもしれませんが、昔代表が積極的に走ってた頃にサーキットで愛用してたハイグリップタイヤのネオバと比較した場合、ネオバの方が絶対的なグリップが高いので当然と言えば当然ですが良い意味でダラダラと滑り出すので滑り出し(タイヤの限界)が掴みやすいです。ターン中でもアクセルONで横(外)に逃げず、ちゃんと縦方向にトラクションがかかります。
要はネオバには唐突なグリップ抜け感がない感じです。
一方でフレバは唐突の路面の変化対して滑り出しが若干掴みづらい代わりに、滑ってからタイヤがグリップを戻そうとしているのがドライバーに伝わってくるほどグリップの回復が早いです。
高速の継ぎ目など一瞬なので、アスファルトに戻った瞬間何事もなかったかのように元のラインに戻ろうとします。
なので、その特性さえ掴んでしまえばタイヤに関しては何も関して恐怖心はありません。
継ぎ目に乗る時手前だけ荷重(面圧)を抜いておく、継ぎ目には真っ直ぐアプローチする等の対処だって出来ます。
仮に荷重を一旦抜いたとしても、舵に対してのレスポンスが良いのですぐにまた荷重をかけやすいと言えます。
これはフレバのクセと言うより、フレバのコツですね。
エコからスポーツに、まるでモード切り替え。
車に乗り込む前にタイヤ表面のコンパウンド触るとエコタイヤ程度、あるいはそれ以上の硬さがあり、スポーツタイヤとしては明らかに硬めだし、爪で押しても跡は残らないけれども、熱が入ると想像以上に柔らかくなり、スポーツタイヤ並みネチネチ感が出てきます。
熱が入れば爪で押すと跡が残る感じです。消しゴムで例えるなら「まとまるくん」です。
ですからあまり熱を入れず過激な使い方をしない、街乗りのみの方ならスポーツタイヤの中でもフレバは持ちもが良いかも?
もちろん街乗りでもウェット性能は高いですから、安全を買うと言う意味で選ぶ価値はありそうです。
この写真は200km程の距離を高速などで普通に走って今の時代不要と言われる皮むきが終わった程度の感じ。見た目からも「何となく硬そう」「スポーツタイヤっぽくない」と言うのが伝わるのではないでしょうか?少なくとも「ネチネチ感」「まとまるくん感」はありませんよね。
ウエット性能に関して
ウェットはまだキチンと試してないので不明確ですが、小さな水溜りに乗ったり、部分的に乾いていて部分的に濡れているような路面を走っても今のところ不安なくいつも通り走れます。
ハーフウェットの路面も問題なく普段通り走れます。
唯一試してないヘビーウェット路面で排水性や応答性、滑り具合などを今後試してみたいと思っています。
1つ言えるのは、ブルーアースAよりもウェット路面には非常に安心感がある事。
特にブレーキング時のグリップにフレバの方がキャパが広い感じがします。
(これはラベルの表示の通りですね)
やはりこのタイヤ、メーカーの位置付けどおり、ブルーアースよりも1味も2味もスポーティな事は間違いなさそうです。
消耗品といえど、唯一車が地面と接する部分はタイヤ。良いもの・信頼出来る物を選びましょう。
代表はフレバを選んで満足しています。
たった990kgのローパワーFFコンパクトカーに履かせるのはそもそもオーバースペックなぐらい良いタイヤでした。笑
サイズがあればサイド剛性も高いですし、ミニバンクラスに履かせてもなかなかいいマッチングなのではないでしょうか?ミニバン特有のフラつきやフワフワ感もサイド剛性が高ければ改善する気がします。
今日の余談のコーナー
そうそう。写真を見てお気付きの方もいるかもしれませんが、このホイールを入れるのにフェンダーを即席DIY板金でワイド加工しました。
K12のマーチって履けるホイールが少ないで有名なんですよ。
何履いてもすぐハミタイになっちゃう。
特にフロント…
まだツライチにはあわせてないけれど、今は車検に文句なく通るよう余裕を持たせてます。
「目指せ構造変更で3ナンバー」を目標に十分にワイド化しておいたので、その様子はまた別途ブログで紹介しますね。
夏場も乗るなら車高落としたいけどシーズン毎に車高調着脱するのが面倒過ぎる。泣
しかもマーチは純正の段階でかなり最低地上高が低いんですよぉ…。
でもツライチにするなら車高下げたところで合わせたい(´・_・`)
もう大人なのでコンセプトは車検完全対応のチューニングです。
本日の余談のコーナーでした。
今日はタイヤのお話でした。いかがでしたか?
参考になったら幸いです。
以上、ヨコハマタイヤのADVAN FLEVA V701のご紹介と簡単なレビューでした!
って事で今日のまとめ~
ベタ褒めだけど、ヨコハマの回し者ではありません。←
公道で必要なグリップは十分過ぎるほどある!!
なのに静かだしウェット性能が良い!!
サイドの剛性が高いから、ミニバンとかにもいいのでは?
今はファミリーカー乗ってる元走り屋なんかも満足しちゃうはず。笑
フレバユーザーの方居たら是非コメントで車種や感想教えて下さい。
買うなら思い切って良い物をオススメするよ。
最後に良くありがちな17インチと18インチのサイズを張っときます。
価格の参考にして下さい。
ヨコハマ(YOKOHAMA)ADVAN FLEVA(アドバンフレバ)V701 205/45R17XL R0397 新品1本
- 出版社/メーカー: 横浜タイヤ
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ヨコハマ(YOKOHAMA)ADVAN FLEVA(アドバンフレバ)V701 225/45R18XL R0402 新品1本
- 出版社/メーカー: 横浜タイヤ
- メディア: Automotive
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↓代表の使っているサイズ↓
ヨコハマ(YOKOHAMA)ADVAN FLEVA(アドバンフレバ)V701 195/45R16XL R0388 新品1本
- 出版社/メーカー: 横浜タイヤ
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