ハンダを使ってLEDを基盤に…このような電子工学の基礎は通信教育で学んだと言うウソのような本当の話です。
こんにちは。乗り物天国代表です。
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【4K動画】 スロコンを検討してるへ。 Pivot 3-drive COMPACT THROTTLE CONTROLLER スロットルコントローラー 【イヤホン推奨】 #乗り天
昔と今のスロットル。
スロットルコントローラー通称
「スロコン」
以前の車のアクセルと言うのは、アクセルペダルからワイヤーが繋がってて、そのワイヤーが引っ張ってスロットルを開けると言うかなりアナログな方法でした。
そう、あなたが足元のアクセルでコントロールしているのはスロットルのコントロールをしているわけです。
スロットルと言うのはエンジンへの吸気をどれだけするかと言う調整機構です。
ですから、難しい理屈はありますが、深く考えずにここでは単純にアクセル全開=エンジン全開!と思っておいて下さい。
しかし、現代の車の大半は電子スロットル、つまり機械で調整するのでアクセル全開=エンジン全開がなりたたなくなってしまいます。
全開ならまだしも、ワイヤー式なら例えばアクセルペダルを「2割」踏み込めば、ワイヤーが引っ張られてスロットルも「2割」開く。これは当たり前の事ですしよくわかりますよね?
しかし、電子スロだと少し処理が違いややこしいです。
電子スロの場合アクセルを踏むとその踏んだ情報が一度エンジンのコンピューター(ECU)に開度の情報が送られます。それを受けてECUがどのぐらいスロットルを開けよう!と勝手に決めてしまうのです。
すると先ほど言ったドライバーがアクセルを2割踏んだ→ECUに情報が行く→ECUがスロットルに指令を出す→スロットルが開く。
内部的にはこういった処理が瞬時に行われているのです。
現代の車は様々なデータをセンサーで集め車両状況などを車自身がモニターしています。
なので、ドライバーがアクセルを2割踏んだからと言って、最初1割しか開けないでじわじわ2割まで開けていくよ〜。ってな事がおこるわけです。
結論から先に言いましょう。
アクセルペダルは単なるコントローラーにしか過ぎません。
今のアクセルペダルはワイヤーがないどころか、ただECUに指令を出すためのコントローラーなのです。
言ってしまえばゲームセンターにある車のゲームと同じですね。
ちなみに、最近踏み間違いでの事故が後を絶ちませんが、踏み間違いをした時に車が止まるのも、この原理を逆に応用したものです。
つまりアクセルは全開なのに、レーダーなどから得られる情報を照らし合わせECUの判断でスロットルを閉じてしまう=アクセル全開なのに進まない。
このように電スロにする事でアクセル操作が物理的ではない為、安全面にも応用出来るのです。
スロコンとは何か?
スロットルコントローラーと言うパーツの略なんですが、実はこの「スロコン」様々なところで賛否があるパーツなんです。
そもそもスロコンをつける事で期待出来る効果を先に申し上げましょう。
アクセルのレスポンスがUPする。
電スロな事を逆手に取って自分好みのアクセルの感覚に出来る。
モデルによってはエコモードやクルーズコントロール付きもある。
ざっくりこんなところでしょうか。
これをチューニングパーツだと言う人もいれば、ただの誤魔化パーツだと言う人もいます。
様々な意見がある事はとても良く分かります。
そもそも費用は高いけれどECUを自分好みに書き換えれば済む事ですが、果たして効果はあるのか?
電スロの問題点
電スロの何が1番の問題かって、あとで詳しく説明しますが、とにかく「モッサリ感」なんです。
ワイヤー式のスロットルに慣れている世代としてはどうも電子スロットルに慣れない…。
MT車だと特にこの電スロの特性が気になる。今までシフトチェンジ時こんなにギクシャクした事はないのに、まるで自分の運転が下手くそになったかのよう。
ヒール&トゥーをすれば回転が合わず初心者マークをつけた方がいいレベル。←
全てはこの電スロ独特の「モッサリ感」邪魔で仕方ない。
「モッサリ感」はどこからくるのか。
大袈裟な言い方をあえてするが、ECUがかなり安全志向な味付けで、アクセルにチョイと触れただけで「ブゥ〜ン!」と一気に回転数が吹け上がるわけもない。
結果、安全志向な吹け上がり。緩やかな吹け上がり。アクセルは優しくジンワリと。←教習所で教わりましたね。笑
これら全ての意思がECUの中に詰め込まれているわけですから当然「モッサリ」するのもなるほど。うなずけます。
電スロ車に乗ったらある程度の慣れはあるが、やはり人間がコンピューターに合わせてやらなければいけない感覚があり、狙ったエンジン回転数まで煽るには自分が思っているよりも多くor長くアクセルを開けなければならない。
車と言うのは今日現在人間が操る物であって、コンピューターのご機嫌を伺いながら走らせるものではないと思っている。
ABS等数多くの電子デバイスが付いていている時代に何を言っているんだ?と言われそうだけれども、電スロまたはECUの感覚のズレは致命的だ。
なるべく自分がアクセルを踏んだ量に対して素直に忠実にスロットルを開閉してもらいたい。
実際に付けてみた
スロコンを付けてみた感想を一言で言えばやっと自分のアクセルワークの感覚とスロットル(エンジンのレスポンス)がシンクロした感覚が得られた。
この感覚と言うのがドライバーにとっては非常に重要なのです。
いかに「感覚的に」ワイヤー式を再現出来るか。
ここにかかっています。
乗り天代表が選んだのは、動画の通り
【Pivot 3-drive COMPACT THROTTLE CONTROLLER】
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このスロコンは、エコモード5段階、スポーツモード7段階、それにノーマルを加えた13段階。
エコモードはノーマル以上にモッサリで、エコモード5が最もモッサリ。
エコモード1がノーマル寄りなエコモード。
急発進をしがちな人、燃費を気にする人にはエコモードもいいでしょう。(雪道とかラリーなんかにもいいらしい)
そして、スポーツモード。
スポーツモードは1~7まで数字が上がって行くほど過激になる。
スポーツモード7まで行くと、アクセルにチョンと少し触れただけで、50%位スロットルが開いてる。
先程も言ったが重要なところなのでもう一度言います。
あくまでもアクセルはコントローラー、少ししか触れてなくても
【50%踏んでいる事にする】
と言うアイテム。
スロコンはいわば擬似信号をECUに送り出すアイテムなんです。
スポーツモード7まで行くとこれはこれで違和感があるので、代表はSP3モードを常用しているが、試しにノーマルモードに戻してみたらまぁ乗れたものではない。いかに純正の味付けはモッサリしているのかと痛感した。
スロコンを使ってから他の電スロのAT車やCVT車に乗った時にモッサリ感も特に気になるようになってしまった。
MT車はもちろんAT車やCVT車でも合流の加速時などの瞬発力が必要なシーンで活躍するだろう。
しかしアクセルのいわゆる「ツキ」が直接的に良くなる訳ではないし、これはもう電スロの性質としてスロコンを付けたとしても根本的なレスポンスの改善とはいかない。
総合的に見て
何度も言うように、多くアクセルを踏んでいるように擬似信号を送っているだけなので、根本的なレスポンスの改善があるわけではない。
【だが体感的な部分が非常に良くなった】
ドライバーが踏んだアクセル量をスロコンが補正し純正よりも多く(ecoの場合少なく)アクセル開度の信号を送っているだけなのだが、それこそがアクセルの「ツキ」が良くなったような錯覚をドライバーは得られる。(これを誤魔化と言えばその通りだが…)
そもそも現代の電スロ車のアクセルペダルはアクセル開度を電気信号にし送信する単なるコントローラーであり、そのコントローラーの感度設定を調整するパーツがスロコンなんだと言う事は周知の事実。
ただ、そう考えるとドライバーの好みに合わせた感度設定が出来る純正品、せめて純正オプションパーツとして新車に付いていても違和感はないし、個人的にはチューニングパーツとは言わないが、ドライバーの好みに合わせて調整が出来る快適性が向上するパーツだと感じた。
ワイヤー式のバイクをいじった事のある人には伝わると思うが「ハイスロ」を入れた時の感覚に非常に似ている。
ハイスロも直接的にマシンの性能を左右する物ではないが、1度使えば手放せなくなるアイテムである。
このように「体感的」な部分が非常に重要な事は乗り手であれば理解出来るのではないでしょうか。
ECU書き換えやワイヤースロットル移植に比べ手間もかからずコストも非常に安く、取り付けは非常に簡単で素人でも出来る範囲かと思います。
嬉しい事に実際にYouTubeのコメントにも、「取り付けたらもう手放せない」「取り付けたら劇的に変化した」等のコメントを数々頂いていますので、実際に体験した方々の満足度はかなり高い物でしょう。
なので乗り物天国は自信を持ってスロコンをオススメします!
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スロコン使ってる方、検討している方、どうお考えになりますか?
YouTubeのコメント欄でも、ブログのコメントでも質問や感想お待ちしています。
車に乗らない方には今日は少し専門的な部分のご紹介でしたが、現行車の大半は電スロ車なので、車に乗る皆さんは検討対象のパーツですよ!
って事で今日のまとめ〜
あなたが踏んでいるのはアクセルではなくコントローラー。
電スロだからこそ、擬似信号で対処する。
使った人にしか分からない満足感がある。
使ったら手放せなくなる。
車の運転は感覚。だからその感覚を大切にしよう。
スロコン試してダメならECU.でもほとんどはスロコンで満足すると思う。
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