乗り物天国のブログ

YouTubeチャンネルNORIMONOTENGOKUから派生したブログ。YouTubeには車、バイク、鉄道、飛行機その他乗り物全般のニッチな動画をUPしています。ブログよりサクサク読める日常を書くnoteも始めました!

水素燃料 自動車のあれこれ #乗り天

ビートたけしでお馴染み『奇跡体験!アンビリーバボー』を観ていると、かなりの頻度でフロリダ州ペンシルバニア州で不可解な事件が起こりがちなのは気のせいでしょうか?

 

こんにちは。乗り物天国代表です。

Yourube: http://www.youtube.com/c/NORIMONOTENGOKUVIDEOS
Twitter: https://twitter.com/NORITENCHANNEL

 

 

乗り物天国のブログ - にほんブログ村

 

今回は水素車について考えてみます。

 

本題の前に様々な燃料の種類

 

まずそもそも車のエネルギー源と言えば何があるでしょう?

 

軽油

軽油ディーゼルエンジンに使用される燃料です。トラック等は軽油で走りますね。

 

・ガソリン

恐らく皆さんが1番馴染み深い燃料ではないでしょうか。

ガソリンエンジンの車に使用されるレギュラーとかハイオクって言うそれです。

 

LPガス

LPGと言われる物で液化石油ガスです。

ガソリンと比較してLPGは価格の安さ(税金の絡みで)と、燃費の良さから主にタクシー等営業車で使用される燃料です。タクシーのトランクにガスのタンクが積んであるのを見た事ありませんか?

充填できる施設が限られている為一般には普及しませんが、過走行の方で充填スタンドが近くにあればわざわざコストをかけてLPG車に改造してもトータルでは安いかもしれません。基本的にはガソリン車と構造は同じなのでさほど難しく考える必要はないです。

 

・ハイブリッド PHV PHEV

呼び方はメーカーによって違いますが、一般的にはガソリンと電気を掛け合わせてガソリンエンジンとモーターを駆動させます。

ユーザーは自発的な充電は必要なく、ガソリンエンジンでの走行中に得られる回生エネルギーを使ってモーターを回す電気を発電します。

具体的にはプリウス何かがこれです。

f:id:NORIMONOTENGOK:20200807042039p:plain

トヨタ公式HPより。モデリスタバージョン。

 

それに対しPHEVは充電が必要なのですが、その分ガソリンがなくなっても電気のみで走れる距離が長く、ちょい乗りであればガソリンを1滴も使わず電気のみで走行する事も出来ます。

プリウスのPHEV仕様もあるが、三菱のアウトタンダーあたりが有名。

f:id:NORIMONOTENGOK:20200807042332j:plain

MITUBISHI公式HPより。

 

ハイブリッド車の特徴はエンジン+モーター駆動によって出力を補うその名の通り掛け合わせなので、エンジンが小型でも排気量の大きいエンジンと同等の出力を得る事が出来ます。

 

また、発進時など大きな出力を必要としなければモーターのみの走行も可能です。

 

ハイブリッドとPHV及びPHEVの違い

一般的にハイブリッドと言えばエンジン主体でモーターで補うと言ったイメージ。

それに対してPHVやPHEVと言われる物は電気自動車寄りで、電気を主としています。その電力を使い切った場合(電欠状態)又は電力が不足した状態になったらガソリンエンジンを使うイメージです。

全てエンジンとモータを搭載している点は変わりません。

 

電気 EV

こちらはガソリンタンクを持たない物です。

燃料は電気のみなので、充電が必須です。

エンジンの変わりにモータのみが搭載されています。

具体的には以前代表に試乗のオファーがあった日産のリーフ

www.norimonotengoku.com

さらに米のテスラ等がこの方式を取っていて、各メーカー続々と100%電気自動車を出して来ています。

f:id:NORIMONOTENGOK:20200807042752j:plain

テスラ公式HPより。

言葉で言うなら自家用電車です←

デメリットは電欠(ガス欠の電気版)になると動けなくなるので、充電を家や充電スポットで行わなければならない事。

また、充電にはそれなりに時間が必要で一度に走れる距離も短め。

 

日産e-POWER

こちらは少し特殊な方式で、100%モーターで走ります。しかし、発電用の小型エンジンを積んでいてそのエンジンを回す事で電力を生み出しています。日産Note e-POWERが先駆けで、新型SUVであるキックスなど続々とe-POWER搭載車がリリースされていますす。

f:id:NORIMONOTENGOK:20200807043449j:plain

日産公式HPより。

 

ガソリン車では通常アクセルを踏み込めばエンジンの回転数が上がりますが、e-POWERはそのような事はなく、あくまでも発電用エンジンです。

 

例えて言うならば、お祭りの出店の屋台の電気を確保する為にヤンマーディーゼルを回してる感じでしょうか。

 

もちろんそのためにはガソリン給油が必要です。

 

ここから本題

 

水素自動車

 

水素!

原子番号1番!

元素記号H!

 

その名を知らない人は居ないでしょう。

 

この水素を車の燃料に使うとどうなるかを考えるのが今日の本題です。

 

トヨタのMIRAIという車があります。

現在は生産していませんが、新型の発売予定はあります。

f:id:NORIMONOTENGOK:20200807040505j:plain

TOYOTA公式HPより

またはBMWから限定的ではありますがHydrogen7 と言う7シリーズをベースとして作られた物があります。

(代表も以前7シリーズに乗ってたよーんドヤ)

 

f:id:NORIMONOTENGOK:20200807040923j:plain

BMW公式HPより。

さらにメルセデスは水素のPHEV

つまり充電する電気と水素のハイブリッドと言う物をクリーンを売りに出しています。

f:id:NORIMONOTENGOK:20200807041232p:plain

メルセデス公式HPより。

水素を動力にする部分には細かく言うと違いはあれど、水素を燃料にしようと言う考えだと言う事だけはトヨタBMWメルセデス共通です。

 

水素の性質

 

「水素」と聞いて水素水とかあるし何となく体に良さそう。みたいなイメージを持つ方も多いのではないでしょうか?

 

事実水素は無色無臭で人体に影響がある物ではありません。

 

または反対に水素爆発等の危険があるのでは?と思う方も多いでしょう。

 

車の燃料を水素にすれば排気ガスの代わりに出るのは水です。

水しか排出しないので非常にクリーンなエネルギーと言えるでしょう。しかし、環境に優しい反面、水素が危険であれば話は別ですよね。

そしてクリーンとは言え、その限りではないけど水素燃料を製造する時に化石燃料を使うんですけどね。

 

水素の性質を知る前に会話の性質やガソリンの性質を先に見てみましょう。

 

例えば大型トラックが横転して軽油を道路にぶちまけたとしましょう。

 

軽油の引火点は50℃〜70℃

 

それに対してガソリンは-40℃です。

ちなみに植物油は327℃だそうです。

 

そもそも引火点と言うのは何らかの火種を近づけた時に燃え始める温度のことです。

 

要するに火種となる物があればガソリンはどっからでも燃えますが、それに比べれば軽油は燃えにくい事がわかります。

 

簡単に言えば揚げ物してる油にライター近づけだからと言って瞬時に燃えますか?って話です。

 

では、事故等でタンクが損傷した時に水素爆発は起こるのでしょうか?

 

水素は確かに極めて着火しやすい性質があるのはガソリンも同じ事ですが、その違いは「ガソリンは重く、水素は軽い」という事です。

 

水素は元素の中で最も軽いので当然の事ながら空気よりも軽いです。

 

よって拡散も早いわけです。

 

さらに言うと諸説ありますが、水素は空気に4%〜75%混ざると静電気程度でも着火する気体になりますが、その軽さから濃度が4%以上の状態を作る事が難しいとも言えます。

 

水素=水素爆発と言う誤解

 

もうほとんど結論を書いてしまいましたが、水素爆発を故意に起こそうとするならば空気中に高濃度の水素がある所を着火させ一撃で仕留める必要がありそうです。←

 

燃やす、ましてや爆発させるには空気より軽く拡散して行く水素を逃さず、程度な濃度で空気に混ぜなおかつそのタイミングで着火させなければならない訳です。

 

水素カーが何らかの事故でタンクを損傷した場合、水素はあっという間に拡散して行く事でしょう。

 

なので「水素だから危険」と言うのは少し無理があるように思えます。

 

しかし、ガソリン車だってメーカーは燃やす事を前提に作っている訳ではありませんよね。

 

でも、たまに燃えます。

 

「事故」と言うのは何が起こるのかわかりません。

 

やはり取り扱いを間違えれば軽油だろうがガソリンだろうが水素だろうが危険な事には違いない訳です。

 

水素を燃料とする車を危険と思うかどうかはこれを読んだ皆さんそれぞれが考えてもらいたい所です。

 

それよりも目の前の問題は水素カーは車両価格が高い事、水素ステーション(水素向けガソリンスタンド)がまだまだ少ない事です。

 

この辺りの環境整備が官民一体となって進まない限り普及はしないでしょう。

 

事実、ガソリンで走る車はまだまだ現役と言う事ですね。

 

長年ハイオクをぶちまいて生きて来たカーマニアとしては、ひと安心です。

 

なんて事を言うと、ハイブリッド車に何年・何キロ乗ったら元が取れるのかも計算出来ないで「ハイブリッドは正義」だと言うバカなエセエコロジスト、またはハイブリッドに乗ってるにも関わらず不経済な煽り運転を繰り返す暴走プリ◯スユーザーに怒られそうなのでこの辺りにしておきます。

 

エコとスポーツは対象にある物だと思っていますから。

 

せめてどんな車も公道では省エネ運転しましょ。

 

アクセルの入れ方ひとつで燃費は変わりますよ。

 

おまけ

 

ちなみに前にも行ったけど、飛行機のジェット燃料は経由とほぼ同じです。

 

それから液体水素はロケットの燃料にも使われています。

 

↑この2つは役に立たないウンチクとして覚えておくと燃料の話になった時に少しは使えるかもしれませんよ。笑

 

ドヤる時は自己責任で...

 

って事で今日のまとめー!!

 

車のエネルギー源は様々

 

水素は正しく使えば安全

 

水素はグリーンエネルギー

 

でも水素を作る時に化石燃料を使う

 

ガソリンは多分しばらく現役

 

Yourube: http://www.youtube.com/c/NORIMONOTENGOKUVIDEOS
Twitter: https://twitter.com/NORITENCHANNEL

 

↓ブログの読者登録をお忘れなく。

 

 

乗り物天国のブログ - にほんブログ村

記事へのコメントや代表へのお問い合わせはいつでもどこでもお気軽に。

 Android端末をご利用の方は是非「乗り物天国のブログアプリ」をインストールして下さい。 サクサク読めますよ☆

 ↓インストールはこちらから↓

Get it on Google Play

もちろん無料です!

 

公式LINEアカウントもやってます! Twitterはてなブログやってない方にも情報がいち早く届きます。 頂いたメッセージに対しては個別の返信も可能な範囲でしますので、是非お友達になって下さい。

↓↓最後にクリックお願いします♪

にほんブログ村 旅行ブログ 飛行機旅行・空の旅へ

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道の豆知識へ

ブログランキング・にほんブログ村へ

Amazon代表の欲しい物リスト

ではまた~☆☆