「鳥山明」と言えば、ドラゴンボール世代が泣いて喜ぶ漫画家の名ですが、彼の描く車や架空の近未来的なデザインの乗り物にはいつも心底素敵だなぁと絵心がまるで無いなりに感心しています。
こんにちは。乗り物天国代表です。
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飛行機が欲しい。
漠然と飛行機が欲しいと思った事はないだろうか?
「ない」と答える方が大半かとは思うが…
乗り天代表ともなれば←飛行機の1機や2機位欲しいものである。←←
大本命はA380
羽田を離発着すると言う利便性を考えるならB787
資金としての現実的なところはホンダジェット
しかし、何もセレブアピールやインスタ映えを狙ってプライベートジェットが欲しいと言ってるわけではない。
大真面目に言っているのである。
そもそも飛行機を手に入れるよりよほど手取り早く手に入るインスタのアカウントすら持ってないのだから…。←
確かにプライベートジェットは欲しくない。と言えば嘘になるが、もっと「エンジョイ飛行機」をテーマにしようじゃないか!
こう考えた。
代表のざっくりした生い立ち
子供の頃からの流れを考えてみる。
小学生の頃から誰よりもチューニングカーには詳しかった。
当時はたくさん良いスポーツカーが街中を走っていたので、
「お兄さん!このR32のGT-R平成4年式でしょ!足は何が入ってんの?タービンは?」とかオーナーを捕まえて突撃で話しかけてみたり。
大人になって今思うと向こうからすれば生意気な小学生のガキが話しかけて来たと思ったら、めちゃくちゃ車に詳しいと言う異様な光景である。少なくとも代表は車の事で小学生に話しかけられた事はない。笑
他にも車の免許も持ってないくせに、エンジンの音だけで車種を当てたり、車を見て車種はもちろんの事年式までバッチリ当ててしまうのは得意中の得意だった程のマニアっぷりだった。
小学生のくせに読む雑誌は車の専門雑誌。
楽しみは毎月ビデオ(VHS)でドライビングテクニックを学ぶ事。免許はまだ取れないけど。←
ビデオで見た内容をお風呂に入って湯船に浸かり、風呂桶をハンドルに見立ててイメトレさえしてた。
ただ、実際の車の運転は出来ないから、車への憧れを抱きつつ現実的に出来る事とすればチャリンコ少年だった。
とは言え、自転車の競技大会で最強と言われた時代が数年間あって、その間は個人でもチームでも無敗だったのだ。
そしてチャリンコの外れたチェーンの直し方を覚えて以来、16歳で原チャリの免許を取って水を得た魚のように乗り回しキャブセッティングなんかも自然に覚えた。
そしてその後も中型バイクに乗り換え草レースを始めたのでレースで勝つ為のセッティングやチューニングを考えながら実践。←この辺りからバイクいじりも頭を使うようになって来た。
Dio→NS-1→R1-Z→NSR250R→CBR250R→NSR50→VFR400R
常に3台所有しつつ1台手放しては1台手に入れる。贅沢な話だがたくさんバイトをして気が付けば高校3年間で7台ものバイクに乗った。
この中の思い入れのある3台はまだ現在も所有している。
そして18歳で車の免許を取得。
バイク同様、実家の車やレンタカーを毎晩狂ったように乗り回していた。
いや…狂っていた。
その数年後には代表にとって初の愛車となるJZX100マークII ツアラーVを買い、一通り出来るところは全部チューニングしてドリフトの世界へ。
しかしマークIIをチューニングしすぎて街乗りが出来ないので、「足車」と言うかセカンド・サードカーは常に持っていた。
超優等生クラウンマジェスタ→日本に12台入って来たのうちの1台と言う特別なBMW850i→買ってすぐちょいワル風カスタムをしたBMW740i.
あと忘れもしないマジェスタから乗り換える時に納車1日目で壊れて「ふざけるな」と鬼の形相で叩き返したベンツS600。本当はセダンが欲しかったけど、ベンツがダメになった事で冷静に考えてBMW850iのクーペも良く壊れたけど結果的に凄く良かった。で、結局またBMの7シリーズでセダンに戻るんだけどね…。
などなど。この合間にもここに書くまでもない中古の安い車や、街にありふれたバイクも沢山乗っていたけど、今ここに書いた車を思うと、若いくせにそこそこ稼ぎがあったので割と高級な車に乗っていたと思う。完全に生意気だ。
プライベートではそうこうしているうちに、サーキットに通っていると案外チャンスというものはあるもので、20代前半でフォーミュラのレーシングチームからドライバーとしてオファーがあり、契約を結びそこで本格的にレース活動をした。
自分の車はチューニングカー。
フォーミュラカーはレーシングカー。
もともと派手に横滑りさせていたドリフト野郎が急にレーシングカーに乗ると、レーシングカーもタイヤを滑らさない訳ではないものの、いかに最大限に横方向のタイヤのグリップを使い縦方向のトラクションをかけてゆくかが勝負。グリップ走行ってやつ。
そもそも全く走らせ方が違うのも非常に勉強になったし、レーシングチームにはメカニックがいるので、走行後には的確にどのように車の味付けを変えて欲しいか伝える力もついたと思う。
チームでは座学なども多かったので「車を速く走らせる為には」というテーマで理論的に座学で学んでは、コースでデータを取りながら実践走行する繰り返しであった。
ちなみに先ほどお風呂でのイメトレの話をしましたが、フォーミュラ時代にもやっているし、凄く役に立つのです。
ま、レーシングドライバーのライセンスは持っていても稼げるかは別問題。
どんなに歌が上手くても、歌手になれない人がいるのと同じです。
なので、レースの世界にからはあっさり引退した。
と、同時に現在まで車への熱も冷めつつありました。
今でもモータースポーツライセンス(国内で行われる公式レース全てに参加資格あり)は更新し続けているがモータースポーツは莫大なコストがかかるので、スポンサー集めも大変だし、少なくとも自腹を切ってやるほどの事ではない。
事実上マシン・監督・メカニック・ドライバーその他チーム体制の条件が揃った者だけが参加出来るワケ。
趣味のドリ車はいつか動かそうと企んでいて、まだあるけどとある場所に眠らせたまま放置車と化している。
一旦話をまとめよう。
チャリ→原チャリ→バイク→車→ドリ車→レーシングカー。
そしてまた普段の足としての「普通の」車やバイク…今は売却検討中のイタリアのバイクジレラのランナー180と、トヨタのエスティマ。それからYouTubeに登場させてる1/1プラモ感覚でDIYを楽しむ可愛い5速MTのK12マーチ。
その他諸々台数多くて書き切れないけど全部普通。←進化と退化を繰り返し現在はここである。
ここまでくればもうお分かりだろうが、バイクも車も一通りやった。チューニングカーもフォーミュラカーも高級車も大衆車も大体やり切った!
もう今の時代大して欲しい車も魅力的な車も無い。車はもう生活の足でいい。自動車業界自体の温度も低いように感じる。極論を言えば車がなくても、都内なんかはVVVF音を聴きながら電車移動でも十分なのだから。
こんな事を言ってると若者の車離れが深刻なのもわからなくもない。
しかし、やはり乗り物は好きだ!
奥田民生は『And I Love Car』と言う曲でこう歌った。
車はあくまでも 快適に暮らす道具
車に乗らないと いけない ワケではないぜ イエー
だけど好きなんだ いいだろ こんなにも 愛しているよ
And I love car この気持ちを 歌うんだ 君と僕の歌を
だから何ででも いいだろ こんなにも マイっているよ
And I love car この気持ちを つくるんだ 君と僕の歌を
あなたの歌を 車の歌を
高校生の頃だったか…初めてこの曲を聴いた時、代表が車に対して思う言いたい事を全部民生が代弁してくれたような気がした。
古い曲だが未だにCMでも使われたり、代表もドライブ中にもよく聴く。ドライブが3.14倍程楽しくなるからね。
車の話になればこの曲が脳内再生して止まらなくなる事もある。
「この曲」の「この歌詞」に共感しっぱなしなのであります。
だから代表は当然車離れなんて寂しい事はしない。
ここから本題の飛行機に話が戻ります。
しかし、今はもう一味違った刺激が欲しい。
となると、この流れで次に来る乗り物は必然的に船、ヘリ、飛行機あたりなのだ!!←(ドヤぁ)
まず基本的にタイヤの付いている乗り物が好きなので船はいらない。
あと速い乗り物が好き。
ヘリも乗った事位はあるが、機体の作りという意味で真面目に勉強してみると意外かもしれないが構造がやたらと難しい。
飛行機はどうか。。
ライト兄弟は苦戦しただろうけど、現代では飛行機が飛ぶ仕組みや飛行機の構造は本の1冊でも読めば実に簡単にわかる。
【L=1/2pV^SCL】
この飛ぶ(揚力を得る)ための計算式を頭に叩き込んでおけば、導き出した答えの通り機体を浮かせる事自体はそこまで難しいとは感じない。
乗り天代表が何を言いたいのか、勘のいい方ならわかるかもしれません。
ズバリ、作る!(いや、作りたい)
小さなラジコンから実際に人が乗れる本格的な物まで、アメリカあたりでは飛行機の自作キットが売られてるようだが、0から作りたい。
「ガソリン派」「オイル派」と言う言葉があります。
「ガソリン派」とは走らせる専門の方。
「オイル派」は作る・いじる等メカニックが専門の方。
作りたいと言いながら代表は完全にガソリン派です。
なので作業は出来る限り職人に任せたい。←
しかもコスト度外視で物事を言っている事をここでお断りしておくが、バイクや車でお世話になった横の繋がり。
これを活かすのだ。
板金屋さんにこの素材でこの形状の面積稼げる主翼を作ってくれ!
なんて言ったら彼らも職人魂に火が付くに違いない。
エンジンだってそうだ。
ジェットエンジンにこだわらず、小さなプロペラ機であれば1000ps~1200psほどの馬力を出した直列6気筒、もしくはV6~V8エンジンでも構わない。
単発か双発かはわかんないけど、とにかく車のエンジンを流用して飛行機のプロペラを回すなんて物作りの世界では夢しかないじゃないか。
となると、ジェット燃料(軽油に近い燃料)じゃなくて、ハイオク、場合によってはレギュラーガソリンで動く事になるんだ。
飛行機が日本のガソリンスタンドで給油する姿を見る日も近いかもしれない。←
内外装はどうか。
車のエアロパーツを作る要領でカーボンパーツを多用し部品を作り、溶接のプロにスポット増しをしてもらいながらボディを形成してやれば、個人的な飛行機としては操作系も含めそう複雑ではないと思えてならない。
もし人が乗るならBRIDEのバケットシートでも付けとけばホールド感もバッチリだな。うん。
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あ、ほらほら、高速道路を走ってる時にみなさんも考えた事あるでしょう。
「あんなに大きな飛行機だって浮かんだから、車に羽つけたら浮くんじゃない?」
って。窓から手出したら浮かないかなぁなんて。(手を出すのは危険なのでやめましょう)
夢は膨らむ
結論から言えば上手く主翼をを付けて揚力が得られれば浮くだろうがスラスト(推力)がないので抗力と重量に負けてすぐに落ちて来るだろう。
しかも単発機であれば重たいエンジンが乗ってるフロントのプロペラ部分からドカンと。笑
ただ、キチンと安定した推力があったら話は別でしょう。
タイヤが地面から離れても推力と揚力ががあれば速度は増すことも絞ることも出来るし、空を飛ぶ事(短い距離だとしても)自体は十分可能だと考える。一瞬でも数メートルでもね。
これは車をベースに考えた場合なので、非現実的なのだが、ちょっとしたヒントにはなる。
レーシングカーのリアウイングだってそうだ。風の力をバカにしてはいけない。
200km/hを超えるとウイングの有無でまるで別の車かのような動きをする。
あれは、ダウンフォースと言って、簡単に言うと車を風の力で地面方向に押さえつけ特にハイスピードコーナーでタイヤの面圧を上げるために設置してある。
このウイングがもし逆さまに付いていたらリアなんて簡単に浮くんだろうなぁ。って昔からそんな単純にあり得ないようなくだらない事を考えながらレースをしていた。笑
ところが、そう思うのは実際に1999年にル・マン24時間レースで突然メルセデスが宙を舞うと言う衝撃的な瞬間をリアルタイムで見ていたから尚更だ。
空力とは飛行機や車等と密接な関係があり、本当に重要な事なのです。
問題のシーンは30秒あたりから観て下さい。
夢と現実とツッコミどころ
ま、ここまで言っといてアレなんですが、ラジコンにせよ自作飛行機にせよ物を空に飛ばすには色々と法律もありまして。。
ドローンなんかがたまに話題になりますが、人が乗ってようが無人だろうが許可なしに物体を飛ばしてしまえば重罪です。
ましてや自動車のエンジンを流用して上空に行ったら燃調が狂って…そもそもハイオクでいいとか言ったもののジェット燃料じゃなかったら上空で凍るだろ!
などなど、自分で考えときながらツッコミどころは満載だ。
なので仮に乗り天号が完成したとしても、空を自由に飛べるのは結局のところタケコプターぐらいなもんなんです。
でも、HONDAだって創業者の本田宗一郎が少年の頃に飛行機に憧れて…と言う背景があって今やバイクや車で有名な日本の大きな会社ですよね。冒頭で紹介したホンダジェット、ついに完成したじゃないですか。
だから最初はどんなにバカげた事や不可能と思われる事でも、
夢を見ることを諦めたら「良いアイデアや柔軟な発想」は生まれないと、代表は思いますね。
皆さんの仕事でもプライベートでも趣味でも…何事にも当てはまるはずですよ。
さて、今回はかなり緩くもマニアックかつ非現実的な部分もありましたが、これが乗り物天国です。←
乗り物好きには感覚的に伝わるはず。
結局ハセガワのプラモでも作りながら、まずは鳥人間コンテストでも目指すかぁ。
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空を自由に飛びたいなぁ〜♪
って事で今日のまとめ〜
飛行機は個人でも簡単に買えるよ。
代表は乗り物に囲まれて生きて来た。
イメトレはお風呂でするのが効果絶大!
だから次は飛行機を作りたい。
その気になれば不可能では無さそうだが、ツメは…甘い。
何事も夢見ていればいずれ叶うもの。
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