乗り物天国のブログ

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グランエース TOYOTAが発表!車はフルサイズワゴン時代に突入か!? 免許は? #乗り天

マークXシリーズの終了。そして先日エスティマシリーズが生産中止になると発表がありました。

残るトヨタの主力はアクアのようなコンパクトカーと、アルファード・ヴァルファイアのような高級ミニバン。

つまりはこの時代、ユーザーの車選びは「高級な大・経済的な小」この二極化のように思えます。

 

 こんにちは。(冒頭でプリウスを見て見ぬ振りした)乗り物天国代表です。

 

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どデカイのが出るようです。

 

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TOYOTAから「グランエース」と言う名の「フルサイズワゴン」が2019年内に発売されるようです。

 

このタイミングでの発表ですから当然「東京モーターショー2019」でも披露すると言う流れです。

乗り物天国でもモーターショーの様子を詳しくブログ or YouTubeにまとめたいと思います。

 

今回はこのグランエースとフルサイズワゴンについて今知る限りの速報でお伝えします。

 

発表されているスペック

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全長 5,300mm 全幅 1,970mm 全高 1,990mm
ホイールベース 3,210mm
トレッド フロント 1,670mm リヤ 1,670mm
車室長 3,290mm 車内幅 1,735mm 車内高 1,290mm
エンジン 型式 1GD(クリーンディーゼル
排気量 2,754cc

 

顔面はグリル含め最近の高級ミニバンと比べるとおとなしめな印象です。

 

室内は3列6人乗りの贅沢仕様と4列シートの8人乗りの設定もあるようです。

 

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アル・ヴェルのように室内はどちらかと言えば高級路線のように感じます。

 

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さらに発売後しばらくすれば〇〇エディションと言ったさらに高級グレードも出るのではないでしょうか。もしくはその真逆で乗車定員を減らして貨物扱いにするための廉価版グレードが出ても不思議ではないと予想しています。

 

スペックを見てまず思うのが、まるでアメ車の「フルサイズバン」を思わせるようなサイズ感です。

一般的に全幅が約5.5m、全幅と全高が約2mもしくはそれ以上あるものがフルサイズバンと考えて良いでしょう。

 

ほら、よくグアムやハワイの空港に着いたらお迎えに来てるデッカいバンが居るでしょ?行った事がある方ならその大体サイズ感がわかるはずです。

 

わかんねぇよ。と言う方のために国内で目にする近いサイズとするならば、メルセデスベンツのV260long.

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全長 5,150mm 全幅 1,930mm 全高 1,880mm

それでも車格はベンツのVクラスよりグランエースの方がデカイです。

ベンツはこのサイズでもミニバンって言ってるけど。

エンジンは4気筒2Lターボで211馬力、トルク35.7キロを発生させます。こちらのスペックはガソリン車です。

 

近年はダウンサイジングの流れが強く、ベンツも車格の割に小さいエンジンですね。

 

参考までにに「は〜しれ、走れ〜いすゞのトラック〜♪」の2トン平ボディの標準。

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全長 3,120mm 全幅 1,695mm 全高1,965

 

「トントントントン日野の2トン♪」

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こちらもほぼ同サイズと考えて良いでしょう。(トントン言いたかっただけ)

 

って事はですよ!気が付きました??

 

2トン車よりも楽にデカイって事ですよ!!

 

エンジンは1GDとだけ記載があったので、国内では2015年以降にランドクルーザープラドに搭載されたエンジンとおそらく同じ1GD-FTVの事でしょう。

ランドクルーザープラド

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1GD-FTVエンジンは水冷直列4気筒2.8Lクリーンディーゼルで可変ジオメトリーターボ付きと言う仕様。

コンピュータの味付け次第でどうなるかはまだ分からないです、既存の仕様のままだとすると大体大体180馬力、トルク46キロを発生するエンジンなので、その付近の出力になるはずです。先程のベンツより馬力の数値は劣りますが、トルクは太いです。

 

ミッションは6速AT

駆動方式はFR、室内空間を広く取りたいだろうに、ペラシャを通す勇気は素晴らしい。

 

スペックで気になったポイント

 

足回りやブレーキが悪い意味で気になるところです。

その理由として、車重が分からない事です。これだけの巨体であれば、それなりの車重になる(おそらく3トン弱?)でしょうから、必然的にそれを受け止めるブレーキや、1人で走らせた時の足回りの感じと大人が8人フル乗車した場合、1人が70kgとしても、490kgもの差が生まれます。それなりに高バネレート(硬め)で味付けしてくると思いますので、仮に高級フルサイズワゴンと打ち出すならば、1名乗車時でもフル乗車時でも快適な乗り心地をキチンと確保出来るのかが楽しみですね。

特にこのタイプの車はフワフワ、フラフラして収まりが悪いのだけは避けたいですよね。かと言って1人の時にゴツゴツ突き上げ感を感じるのも嫌ですもんね。

 

ブレーキですがトヨタ車は全体的に特に踏み込んで止めるタイプなんです。

感覚としては柔らかい感じです。

ドイツ車等は初期制動が強く、いわゆるカックンブレーキの様な味付けなんです。こちらは硬い感覚です。

好みもありますからどちらがダメとかではないですが、この大きな車を踏み込んで止めるフィーリングはどんなもんなのかと後者が好きな代表個人としては少し不安に感じます。

そしてあくまでも、トラックとは違ってドライブにも行くでしょうから、車重が重いと仮定すると峠などでのフェードも怖いですね。前後ベンチレーテッドディスクで出てくるのは間違い無いと思いますが、キャリパーやパッドにどんなものが採用されるのか容量などを今から注目したい点です。

 

これは良い意味で気になるポイントですが、サイズやコンセプトから言ってもビュンビュン飛ばす車では無いでしょうから、エンジンのスペックは丁度いいと思います。ディーゼルエンジンなので馬力はなくても8名乗車でも低回転から太いトルクでグイグイ走れるのではないでしょうか。軽油はセルフで給油すると臭いがキツイけど。←

 

そして6速AT、これはディーゼルなのでCVTではないと言うところは納得ですし必然ですね。

駆動方式がFRなのが好感が持てます。先程も言いましたが、室内空間を広く取りたいならばFF設計の方がペラシャがない分有利です。

しかし、このサイズですからそれ以上に優先すべきはフロントのキレ角だったのでしょう。

FFや四駆に比べフロントタイヤのキレ角を稼ぐのが楽だったんだと思います。

これだけの車格なのでキレ角がないと日本の道路、特に都内の狭い住宅街なんて走れませんよね。販売時には最小回転半径がなるべく小さい事を願うばかりです。勝手な憶測ですが車重から考えるとFFにした場合フロントにストレスがかかり過ぎたり、ウエイトバランスも悪かったのかもしれませんね。

さすがに素人ではないのでキチンと考えた上でのFRなのでしょう。

 

しかし、ホイールベースの長いFRならではの弱点も見えます。仮に急な上り坂のヘアピンのようなカーブがあった場合、内側肩輪がリフトして空転して走らないみたいな事も数少ないシチュエーションかも知れませんが想像ができます。

 

 

でも〜お高いんでしょ?

 

 

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価格帯にもよるでしょうが、現時点で欲しい方いますか?

 

「現場のセルシオ」とも言われるほど働く男に人気のハイエースだか、今回のグランエースはあくまでもハイエースベースにディーゼルエンジン

このスペックから見ても正直生産コスト自体は高い車ではないと思う。けれども、代表は日本市場で販売されれば最初にベーシックモデル(素のグレード)で500万後半〜600万代で販売されるのではないかと予想しています。

しかし後々価格の幅は大きくなると予想し、後発で〇〇バージョンや〇〇エディションのような日本に特化したVIPグレードが出て来るだろうから、そちらに関してはアル・ヴェルとの兼ね合いで競合しないように強気に車両価格1,000万前後のグレードが出てきても不思議ではないと思っています。

要するに700万超えのアル・ヴェルExecutive Loungeとの差別化と言う意味で強気の価格設定かと思います。

 

ただし、VIPエディションともなれば同じディーゼルエンジン搭載のままではそこまでの価格は考えにくいので、大前提としてハイブリッドモデルやV6の3.5Lなどエンジンのバリエーションが出てくればあり得る話ですよね。ある程度ポン付けで乗る都合のいいエンジンがあるかどうかは別として…

 

1つ言えるのは、働く男からの支持は得られず「現場のセルシオ」はやはりハイエースが不動の地位を確立し続けるだろう。(多分)

 

さてさて、勝手な価格の予想はここまでにしておきましょう。

 

どんな人が買うの?

 

そもそもこれほどのサイズが日本に求められているのでしょうか?

都内のコインパーキングに停めてグランエースが並んだらドア開かないですよ。きっと。笑

そして核家族化、少子高齢化。そんな時代に8人乗りなんてマッチするのでしょうか?

 

乗り点代表としては、核家族化・少子高齢化の今だからこその需要があると考えています。

それは個人ユーザーではなく「デイサービスの送迎車」等の特定の法人からの需要が多いのではないでしょうか。

福祉車両の改造ベースにもいいですね。

 

2020東京オリンピックパラリンピックの選手団の会場間移動なんかにも人数が合えば一部使われたりするんじゃないかなぁ?もちろんトヨタの提供で。

 

それからロケ車両やタレントや役者の送迎なんかにもよさそうですね。撮影の現場にはハイエースと一緒にグランエースもずらりと並ぶかもしれませんね。すると車両会社や制作会社、芸能事務所からも需要がありそうですね。マイクロだと普通免許で乗れないからドライバー確保にも手間がかかるし、さらに緑ナンバーなら二種免許まで必要ですから、普通免許で乗れるグランエースなら極端な話アルバイトの運転手でも大丈夫と言うわけです。ロケバス婚ならぬ、グランエース婚もいつかあるかも?笑

 

ほかにも海外の飛行会社でファーストクラスに乗る時の空港送迎や飛行機までの移動にVIPモデルのグランエースを使う。そんな事になれば、もちろん海外各国にも売り込める。

 

実は海外発?

 

外市場の事を厳密に言えば、日本でも販売されていたが日産のエルグラに抹殺されたミニバン「グランビア」だが、台湾トヨタではハイエースベースのグランビアが存在続けていた。

さらに今回その後継モデルが台湾では既に発売されている。

名前こそグランビアを引き継いでいるが、それがまさに今回の日本で言うグランエースなのである。

オーストラリアも例外ではなく新型グランビアが間も無く発売が開始される。

 

またタイでは同じくハイエースベースの高級ミニバン「ベンチュリー」があり、そして今回そのベンチュリーの後継モデルとして「マジェスティ」の名前で一足先に発表されたのです。

これも日本で言うグランエースですからグランエースはいわばタイのマジェスティ・台湾とオーストラリアのグランビア含め世界的に同時期に発表・発売された車、あるいは単純に逆輸入したものがグランエースだと考えても良いだろう。

 

その流れは台湾・オーストリアやタイのみならず、グランエースは「フルサイズバン」に抵抗のない(人気のある)アメリカ圏でもアメリトヨタハイエースの最上級としてスーパーグランディア(Super Grandia)の名で販売されたと言うので特にアメリカ市場では十分に勝負ができるだろう。

 

その他の国でも販売こそ始まってなくても続々と発表はされているようです。

 

仮に新車の販売網のない左通行右ハンドルの国でも日本国内でグランエースの中古車のタマが出てきた頃にガンガン輸出されて第2の人生を海外で過ごすグランエースが出てくるに違いないと踏んでいる。それを考えると国内外でのリセールバリューも良さそうだ。

ハイエース泥棒ならぬグランエース泥棒による盗難には気をつけよう。

 

新ジャンルはどう評価される?

 

世界的にグランエースが発表・販売されるとはいえ、日本の個人ユーザーは従来通り、いわゆる「ミニバン」のアルファードヴェルファイアで不満はないはずです。現ミニバンユーザーがわざわざ「フルサイズワゴン」に乗り換える必要があるでしょうか?

 

果たして「フルサイズワゴン」と言うカテゴリーがどの程度受け入れられるのか、また他社も同じカテゴリーで勝負して来るのか。その辺りに非常に興味がありますし注目すべき点の1つです。

 

代表個人的にはセダン好きとして、こういった「ミニバン」やましてや「フルサイズワゴン」系の車人気が高まるのは少し寂しい時代に入りつつあるような気もしますが、車の流行りは音楽と同じで巡り巡って繰り返すのです。しばらくは、ミニバンやコンパクトカー。そして、今回ご紹介した

「フルサイズワゴン・グランエース」

こいつが街を走る時代を期待しつつ楽しみましょう!

 

本日の余談のコーナー!

 

代表のイメージでは、この車はメーカーOP(あればモデリスタあたり)とかの上品なエアロバチっと組んで、大きめのホイールツラ出して履いたら下品にならずにカッコよく乗れそうだし、商品化されればProject μあたりの純正プラス程度にカチッと効くブレーキ入れとけば車重も気にならず安心して止まれると思います。高速乗る方は特に。となれば、もちろんタイヤもブレーキに負けないようにケチらない方が良いですよ。

代表の勝手な想像による改造計画でした。←

 

今回は割と真面目に昨日発表のあった新車速報を急遽記事にしてお伝えしました!笑(いつもが不真面目とは言ってない)

 

追記

www.norimonotengoku.com

東京モータショー2019で実物見てきました。

 

って事で今日のまとめ〜!!

 

TOYOTAが巨体を出してくる!

 

日本では新ジャンル?「フルサイズワゴン」

 

2トントラックよりもデカイ。

 

一定の需要はあるだろうが、個人ユーザーは??

 

海外でも同時多発的に発売される模様。

 

続報は東京モーターショーを待たれよ!

 

 

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